26Jun
カラダの仕組みを知ることで、何年も続く慢性痛の解放。自覚のない内臓の不調からくる肩こり首こり背中こり対策
強く押したり揉んだりする快感を多くの人が求めてしまうマッサージ、ストレッチなどはカラダを不健康にしてしまう
『筋肉にもっと効かせるように強く揉んだり押して下さい』 整体師泣かせの言葉だそうです。
『更に、悪化しますよ』と言葉で伝えても 『強く揉んだり、押したりしないとやってる感じがしないから』とお客様が納得しないことで、正しい治療ができない時があるそうです。
Googleなどで、肩こりと検索すると『ストレス、運動不足、姿勢が悪い、デスクワークの時の前のめりな悪い姿勢‥』などと出てきました。中には『筋肉不足』との文章もありました。
通勤、買い物など、何か目的地に行くことを運動と捉えるが否かでも自分で感じる運動不足なのかどうかは、微妙に抽象度が高いですよね。
姿勢が良いのかも、常に気にすることも難しくいまいち肩こりの原因に当てはまるのか良く分からないから、肩あたりの筋肉を、揉んだり押したりした経験は誰もがあるのではないでしょうか? 筋肉を強く揉んだり押したりするほど硬くなるのです。
慢性的な痛みが解消したら、何を初めますか?』慢性的な痛みの根本を改善!楽しく!笑顔で!健康貯蓄のできる方法を得意とする《KaQiLa〜カキラ〜エクササイズ》の指導を行うインストラクター まみーごです
目次
電子機器だと不具合がでたら一旦、電源から外してリセットをすると復活するケースがあるように 慢性的なしんどさがリセットが出来たらどんなに効率良く快適な生活を過ごせるんだろうと思います。
肩こりの仕組みが解ると、抱えている慢性的な辛さを積極的に改善しようと思えます。的確な改善方法のご紹介です。肩甲骨まわりの筋肉を動かさなくなったり酷使していることが主な原因です。
ストレッチ、マッサージなどが効果と検索結果が出ても肩や背中をマッサージなどで、揉みほぐしても凝りが解消しない人は圧倒的に多く
肩こりになるきっかけとして長時間のデスクワークなど、前かがみの同じ姿勢を続けることで強張りから硬くなり、肩まわり、肩甲骨まわりの筋肉を動かさなくなったこと
同じ筋肉ばかりを酷使しだことも原因の一つです。
今回のフォーカスは肩甲骨と菱形筋のマニアックな話もあります。
肩甲骨まわりの筋肉と繊維化
肩甲骨の間にある筋肉がうまく使えていないと、体幹の動きがブレーキがかかり肩こりや猫背の原因になります。根本的に、肩こりを解消し、猫背を改善するには、肩甲骨まわりの筋肉を様々に動かして肩甲骨まわりの筋肉の柔軟性が不可欠なのです。
なぜ、強いストレッチ、マッサージなどの効果は一過性で危険なの?
肩まわりの筋肉を揉んだり押したりと手で触れることができる表面上の筋肉の下に骨格を支える深層筋、中層筋があり、骨格に近い筋肉が肩甲骨を動かす仕組みとなります。
表面の筋肉を伸ばしたり、引っ張ったり縮めたりと表層筋を使っても肩甲骨を動かす働きの筋肉までは届かないのです。
押したり揉んだりの一過性の刺激は、筋肉は防御反応で緊張を増し、さらに硬くなります。筋肉の組織が壊れ、痛みが増すことは良く知られています。
壊れた筋組織は、生きている限りは修復されますが、修復の時に繊維化という現象が起きて、より固い筋肉になってしまうのです。
強く押されて筋肉の組織が壊れると、体はそれを修復しようと血流が増加します。そうです。炎症です。
血流が増加したことで、疲労物質や発痛物質が流されることで、一時的に痛みやダルさは感じなくなります。
組織が壊れると、痛みを感じるとを脳に伝えられ、強い痛みを感じ、脳は自己防衛として、βーエンドルフィンなどの脳内麻薬を放出します。
痛みを感じないようにするシステムです。凝り固まっているところを強く押すと痛いけど気持ち良いと感じるのは、この脳内麻薬が出るからと考えられます。
この脳内麻薬は麻薬ですので、癖になり、弱い刺激では足りなくなって、より強い刺激が欲しくなりエスカレートします。 どんどん組織は破壊されて、ますます筋肉は硬くしこりのようになるのです。これらが繊維化。揉んだり押したりが一過性である理由です。
凝っているところを揉んだり、強いストレッチをかけることで、脳の快感、痛気持ち良さの引き換えで、より酷くなっていくのです。怖いですよね。
肩甲骨を背骨に引き寄せる働きを持つのが深部にある菱形(りょうけい)筋で青く塗られている部分です。
菱形筋が働かないと、下の写真の青の部分の表層の筋肉、僧帽(そうぼう)筋が代わりに働くことで負担がかかり、凝りを感じてしまいます。
筋肉は連動しているので働かない筋肉があるとピンチヒッターとして頑張って動くことで、オーバーワークとなるのです。
例えるなら働き者のお母さんが家事も育児も手伝わない家族の為に、ひとりで背負い込み頑張りすぎて病気になる話、そんな感じです。
肩甲骨周りの筋肉、菱形筋が機能しないと、肩が前に出る、猫背になるなど、姿勢が悪くなってしまいます。いわゆるいつのまにか猫背です。
体を支える体幹がうまく使えなくなると筋肉は繋がって連動しているので、他の筋肉の負担が大きくなるため、本来、動かさなくてはならない筋肉がどんどん動けないようになるのです。動き難くなった肩甲骨周りの筋肉をリセットをしなければ、更に動かない筋肉が増えて行きます。
菱形筋は刺激されると身体の動きが安定します。肩甲骨を正しい位置に戻す働きを担い肩甲骨と背骨をつなぐ菱形筋の力は大きいのです。
この筋肉がしっかり働かすには骨格に沿って肩甲骨を様々に動かし、菱形筋、僧帽筋がしなやかに本来の動きができるようにすることです。
菱形筋を動かすには、下の写真の黄色の部分の胸椎の動きを良くすることが最も有効と言われています。
菱形筋の動きの仕組み
今までの話をまとめると、肩甲骨や胸椎を本来の位置にリセットができることで本来持つ筋肉の動きができるようになります。
菱形筋が働くことで、僧帽筋に負担もかからないので姿勢が良くなり、身体の動きがしなやかに若々しい身のこなしができるようになります。
年齢を重ねるほど、その人の印象は姿勢で年齢を判断されやすい。今の世の中マスクで顔が隠れているのならなおさらですよね。
有名なメラビアンの法則でもヒトの第一印象は秒で決まると言われています。視覚から姿勢が素敵だと好印象を持たれ、そのイメージはしばらく続くのです。
これらをまとめると菱形筋の働きが弱いと外側の僧帽筋に負担がかかり、肩、背中が凝ったり猫背になりやすい。体幹の動きも不安定なり姿勢が崩れるのです。
肩甲骨に付着している筋肉、肩甲骨周りの筋肉は、とても多く、一つの骨に対し、これだけ多くの筋肉が関わるということは、肩甲骨を自由に動かせなくなった場合に、身体にさまざまな影響が出る可能性があります。
ここでもっとも大切なことは自分で肩甲骨周り様々に動かすこと
なぜなら肩甲骨を自分で動かすことは難しい。肩甲骨を動かそうと思っても表層筋が動いてしまうからです。
これらが容易にできるのが肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜。カキラパワーストレングスサーロス深層部の筋肉、菱形筋に強く働きかけ、美しい姿勢と脂肪燃焼効果もかなり期待されます。
掌を使って肩甲骨を操作しています。
ちなみに外国の人々は肩が凝らない?
外国の方は肩凝りがないと耳にしたことはありませんか?初めて聞いた時、都市伝説と思いました(笑)
結論からお伝えすると外国人は肩がこらない、なんてことはありません。
言葉の表現、日本と外国とでは、同じ症状でも表現が違うのです。
肩こりを英語で表すと”stiff neck”、首がかたいとなります。つまり英語圏では、おもだるいなどの不快感を、肩ではなく首の症状と捉え表現しています。
肩凝りの方にオススメしたい解消方法はこちらのYouTube !
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肩こりを放置しては危険、肝臓と繋がっている
肝臓が右側にボリュームがあることで右肩の痛みと肝臓が関与することは、とても良く知られています。内臓関連痛とも言われています。
肝臓は右の肋骨(ろっこつ)に守られるように左右の大きさがアンバランスで存在する人の体で最も大きい臓器です。体重の約50分の1を占め、肝臓の主な働きは3つあります。
体に必要な蛋白の合成と栄養の貯蔵
有害物質の解毒・分解
食べ物の消化に必要な胆汁の合成・分泌
肝臓が無いと人間は生きていけない大切な臓器で腎臓での人工透析のように、このような機能を変わりにできる方法が無い為、肝不全を起こしてしまうと肝移植のみでしか術がありません
右側が大きな容積、左側は右に比べて小さな容積の肝臓。肝臓を包み込むように横隔膜があり首の骨、頸椎から横隔神経がそれらを支配していて人間の体は脳の命令を電気の流れのように脊髄、末梢神経を通じて筋肉に伝えるのです。
肝臓、横隔膜の動きが悪いと神経系から右側の肩こり、右腕の不調を感じることがあります。
右側の容積大きいからとされています。肩まわりを揉んでも、もちろん改善はされません。
横隔膜は骨格筋に分類されるので四肢の筋と同様、自分の意思で収縮させることができる随意筋です。
意識的に深呼吸をしたり息を止めたりすることができますよね。そしてもう一つの特徴として、心臓などの内臓と同じ、眠っていても動いてくれる不随筋でもあります。自律神経によって不随意的にもコントロールされています。
横隔膜を柔軟にする呼吸は胸郭呼吸!
だからこそ、呼吸力を最大限に鍛える肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜が内臓のマッサージ効果、慢性的な痛みを改善する力があるのです。
緻密な解剖学に沿って造られた肋骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜。関節も筋肉も滑らかに動くようになり、呼吸力も免疫力も桁違いに効果が現れ内臓のむくみもとれる唯一無二のエクササイズです。
日常生活での肝臓に負担をかけない食生活も心がけて健康の状態をリセットしたいですね。
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