24Aug
こんばんは 第2第4火曜日担当のTHD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリスト たかだっちです。
長い雨が続いたかと思えば暑さがぶり返して、しんどい夏の終わりになりそうですね。夏バテしていませんか?旬のお野菜をとろうと思ってスーパーに行くも、野菜の種類の少ないこと、雨の影響ですね。きっと品薄から今度は高値になっていくのでしょう。家計を預かり毎日食卓を整える皆様、苦労しますよね~頑張りましょう!
わたしの住む関西は、都市圏と同じくまだまだ緊急事態宣言下です。
医療関係者の方にこれ以上の負担を強いることのないよう、 他の傷病でも普通に病院にかかれるよう、自分自身の行動には気を付けているつもりですが、もはやどれが日常か、今は非日常なのかよく分からなくなってきているのが実情です。
毎日、陽性者増加のニュースが流れ続ける今だからこそ、初めて出された緊急事態宣言が解除されたタイミングで書いていた去年のブログを読み返してみました。
目次
緊急事態宣言
そもそも緊急事態宣言とは「国民の生命及び健康に著しく重大な被害を与えるおそれがあり、かつ、 全国的かつ急速なまん延により国民生活及び国民経済に甚大な影響を及 ぼすおそれがある事態が発生したと認められる 」ので出されることになっているとのことでした。
「全国的」においては影響が一定の目安において抑えられたとし、2020年初めての宣言が解除されたのはGWのことでした。
解除後も個人単位では何も変わらず、新型コロナウィルスにかかることの脅威、つまり肺炎の発生頻度が高く、伝染力が消えたわけではないという意味であることを、頭の片隅に入れておかないといけないと書いてたのですが、今も全く変わっていませんね。
それどころか、感染力の強いものが現れ、今が一番感染者が増加して状況は良くなっていません。にもかかわらず、この「慣れ」感。
個人の中での捉えられ方の違いで、自粛のしんどさから、人に会うことや出かけること、3密のことも忘れてコロナを気にせず行動をとる人と、ウィルス蔓延防止策をしっかりとりながら政府の実践例新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省 に倣って生活する人では、行動に天と地との差があると思います。
リンゲルマン効果
リンゲルマン効果ってお聞きになったことがありますか?
社会的手抜きとよばれるもので、自分の働きが評価されない、周囲に対して貢献度が隠れてしまう状況になると起こりやすく、グループとしての生産性が下がることを意味します。
大綱引きで自分が力を入れてなくてもバレない状況がよく例に出されます。1対1、2対2で綱引きする時より大人数になったほうが一人の出す力そのものが弱くなることが実験でもわかっているようです。
今までの自分のコツコツとした努力が報われないと感じた時、一気に手抜きに転じて綱を引く手が甘くなる。長い我慢で感染予防や自粛の我慢をしたくなくなった結果が今の感染者増加の一因であるような気がします。
緊急事態宣言やまん防に関わらずどうやって過ごすのか
昨年の5/25付けの毎日新聞のこんな記事を見つけました。
コロナ拠点病院の看護師ら509人全員陰性 神戸大「標準策で院内感染防止」
やっぱり、というか結局は、感染予防として重要なのは手洗い、消毒、マスク(飛沫を飛ばさないエチケット)この基本に尽きるということでしょうか。
ワクチンを接種したからといってマスク外して自由だ~!とはならないですね。
社会的な人的規制も検討されているようですが、個人レベルでの感染予防はもちろん、私達が訪れる先々で企業やお店の努力として行われる感染予防対策はお互いきちんと守りたいですね。
そして行動範囲についてはやはり、どんなに気を付けても自分の行動をよしとは思っていない人が必ずいるということ。お互いどんな事情か外からはわからないので、不安や不快感をできるだけ抱かせない配慮とびっくり行動に出会っても冷静な対応が必要かと思います。
アフターコロナとはどんな世界?
アフターコロナはいつ来るのでしょうか?ウィルスが消えてなくなり終焉を迎えた後の世界、またはコロナをコントロールできる状態のことを指してアフターと言うのなら、残念ながらまだまだ先。
誰もが早く終わってほしいと願いながら、わたしたちまだ今ウィズコロナのこの状況を日常とするしかないのですね。
自分はどうしたいかを見失わない
今までなかったことがすごいスピードで生まれていく渦中へ私たちは放り込まれていると感じることも少なくないですが、渦の中に放り込まれっぱなしだと溺れそうになりませんか?笑笑 わたしは色々ついていけなくて溺れそうです。
そんな様々なものが変わっていく中で「今まで通りではない」と思うのか「新しい」と思うのかでずいぶん受け止め方は変わってくると思います。
過去に重きを置いているのか、未来を見ているのか。
自粛以降SNSには、多くの人が工夫を凝らした時間を過ごし「今だからこそできること」をみつけて行動していることがあふれ、とても素晴らしいなと思いました。
そこから揺り戻し、とでもいうのでしょうかその中から長くは続かないものは以前の形態に戻ったり、完全に新しい形に変わったり。
アフターコロナになるまでウィズコロナがどれぐらい長く続くかもわからない、分かっているのはその世界は今までと一緒ではないということだけ。厳密な意味での元の世界、元の生活っていうのはもうないってことですよね。
ならば自分のキャリアにこだわらず、新社会人になったつもりで、または外国に行ったつもりで、新しい会社に転職したつもりで、何かが「できない」に目を向けるのではなく、どうすれば何かが「できるか」に目を向けること、それが渦にのみこまれず生きていく力になるのじゃないかなと思います。もうすでにそうやってできること、を見つけた人たちが始めた新しいことはどんどん進んでいますもんね。
わたしは、率先して新しいことを生み出せるタイプではないです。それでも自分を見失わずに快適に過ごす日常のために、新しいことを楽しみできることを探す努力したいと思います。
じゃあ自分ができることはなんだろう
健康二次被害を防ぐ
健康二次被害とは「動かない」(生活が不活発な)状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」こと。身体機能の低下から病気の重症化を招いたり、高齢者については認知症やフレイルの状態を招いたり、こどもでも集中力の低下や、働き盛りでも鬱になったりと言われています。
スポーツ庁のHPや厚生労働省のHPにも高齢者への呼びかけとして同じようなことが記載されています。
カキラは元々ハードにはできていません。(ハードにもできます)
関節を無理せずその人に合ったように動かして、かつ身体機能を改善することで日常生活がラクになるそんなエクササイズですので、高齢の方や痛み(肩と腰が痛みの2トップでしょうか)のある方にもしていただける運動、またお元気な方でも姿勢のゆがみは毎日起こりますので日々リセットしていくのに有効な運動です。
自粛中、不要不急の外出対象にはならない一人でする散歩、のついでに市民施設の屋上公園(緑がきれいで見晴らし最高)でカキラをしていました。立ったまま30分ほどです。
お近くにお住いの受講メンバーさんとレッスンがお休みになって定期連絡をとりあっていたのですが、メッセージでそのことをやり取りしていたら、散歩のついでにその方も一緒にカキラで深呼吸。もちろん遠く離れて接触人数にならないようにして。
そうして貸し切り状態の屋上で数人の方々といつもと違うカキラを楽しみながら過ごせたのはとても貴重な経験でした。また高齢の方は若い人と違って、運動習慣がなくなった時の身体機能の低下が早く、しかも激しいので自分の親や身近な親戚には電話(アナログ 笑)で簡単な動きと深呼吸の大事さを口酸っぱくいってきました。
基本の感染予防対策をしっかり徹底して、落ちてしまった機能を取り戻せるように丁寧に心を込めてレッスンをしています。
受講したい|KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
いっぺんにではなくそうやって恐る恐る、できることをひとりひとりが考えて過ごせば幸せなコロナ後の世界に通じていくのじゃないかなと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。
仲間と一緒に身体の事、健康の事などお伝えしています。