30Jun
こんばんは たかだっちです。
この写真はシマトネリコという植物の花です。
3年前に初めて訪れた施設の玄関ポーチに並んでいて「6月から7月にかけて白い花を咲かせます」とプレートが付いていたのを楽しみに通っていたのですが、当時まだ弱々しい若木だったのと、私自身がどんな花が咲くのか知らなかったのとで、ひょっとしたら今までこんなに力強く咲いていなかったのか見過ごしていたのか。
なにせ、今年初めて気づいて思わずシャッターを押した次第です。だって頭の中にはこどもが絵にかくような「お花」とでもいうか花びらがたくさんついたイメージが漠然とあったので💦
モクセイ科と後から知って金木犀や銀木犀をイメージしとけばよかったんだなと。
わたしの場合は単なるおっちょこちょいというか早合点というか、でも、人によって言葉のイメージって大きく違うんですよね。皆さんがお花って言われて真っ先に思い浮かぶのはどんなお花ですか?
実践 伝わる言葉の探し方
イメージする力からの言葉
お花の話のついでにすずらんの花、は頭の中で描けますか?
実はKaQiLa~カキラ~の型のひとつにこの名前が付いた型があるのですが、股関節周りの違和感が一発ですっきりするのでわたしの大好きな型です。
すずらんの花の型はシリーズになっていてカキラーの皆さん、私のように生まれつきちょこっと股関節がポンコツな人のみならず多くの方から人気の型なんです。
すずらんの名前がついているぐらいなので、可憐に恥ずかし気に顔が隠れるぐらいしっかりうつむいて呼吸をするところがあります。
うつむくだけじゃなくさらに深く頭をさげる際、あくまですずらんなので花が重くなって茎が花の先から丸まっていく風情で、上から順に背骨を動かしていくのですが、アンモナイトにでもなろうというのかしらと思うぐらい頑張って腰から全身丸まろうとされる頑張り屋さんも時々現れます。
(笑)
型の効果、を考えるとアンモナイトではちょっと困るので皆さんに女優になってもらって可憐なすずらんになりきっていただけるように最初からイメージし直します。
毎回ではありませんが、機能解剖学的に説明をするとスッと納得がいって動きがよくなる方もいらっしゃれば、イメージで動くことでスムーズになる方もいる。なので同じ型でも都度説明のセリフは変化しますし(待ってましたの毎度おなじみマンネリ表現もありますが)表現するのに借りられるもの使えるものはなんでも取り込みます。
型の名前っていうのはそういう意味でもとても大事で、他にも紫の型という型は色の名前ではなくて紫式部からきてるんです。なぜかはそういうマニアックな名前の由来が好きなカキラリストに聞いてみてくださいね。笑
伝わると思ったのに
さきほど機能解剖学的に説明する、と書きましたが例えば肩甲骨はよく動いた方が、動かした方がいい、とはなんとなくテレビの健康番組や色々なダイエット特集などで聞いたことがあると思います。
それはこの肩甲骨が、関節でほかの骨とはくっついている(鎖骨と腕の骨と肋骨の後ろ)もののフワフワと浮いているようなわりかし自由な骨という特徴が、またそのせいで周囲の筋肉がこりやすく上半身の動きや肩甲骨そのものの動きも悪くなるからという点にあると思います。
ろっ骨を動かすKaQiLa~カキラ~では肩甲骨そのものがよく動くようにというよりは、肩甲骨とろっ骨のつながりを利用して上半身の動きから全身へと動きをよくしていきます。
はいこの説明の際、ピッチピチ(!)の新人の時に指摘されたのは「可動域」という言葉の使い方でした。可動域とは機能解剖学的に話をする際は「関節可動域」というのが正しい言い方になります。肩甲骨そのものは関節ではありませんから肩甲骨がよく動くようになったからと言って「肩甲骨の可動域が広がりました~」というのはおかしいよ、というのが指摘の内容でした。まあ可動域っていう言葉は一般的な用語として動かすことができる範囲という意味ですから肩甲骨に使っても間違いではないのでしょうけれど、一線を引いて理解して使わないと笑われますよという言われなきゃわかんないできごとでした。
で、その可動域。関節には身体を支える役目もありますから固いからダメ柔らかけりゃいいってもんでもないんですよね。KaQiLa~カキラ~で目指しているのは絶対的な正解ではなくおひとりおひとりの生活がラクになる、目指すことができるカラダになる、そういう可動域を広げていけたらと思ってレッスンにあたります。そしてグループレッスンにもかかわらずおひとりおひとりに合わせることができるっていうところが稀有なエクササイズと言われる所以だと思います。
肩甲骨についてはこちら
肩甲骨と肋骨のつながりを利用して身体を楽にする
実践してみよう
実践A カキラーになって想像とイメージを膨らませてレッスンを受ける
実践B カキラリストになって膨らませた想像とイメージをお伝えする
言葉って訓練なので、インプットもアウトプットも同じ量やった方が早く身につくんじゃないかなあと思うのですがどうでしょうか。
どんなにいい言葉をたくさん知っていたとしても使う場面がなければ肝心な場面で出てこない、敬語の言い回しはわかるけど使わなければとっさには使えない。
言葉が豊かになると思考も豊かになるような気がするんですよね。
もし叶うなら是非、この記事を目にしたのも何かのご縁と思って実践Bを選んでもらい、自分が紡ぎだした言葉で目の前の方が楽になったり笑顔になったりする体験をしていただけたらなあと思います。
勉強したことはもちろん自身の健康にも役に立ちますが、それだけじゃない。
レッスンだけじゃないんです。学んだことは今やっているお仕事、今営んでいる人間関係にも反映されます。最近のリモートの環境であればなおさら、カメラの相手にどう見えるか、どんな雰囲気で伝えるか、メッセージを書く時の言葉遣いにもきっと役立つと思います。
新型コロナウィルスの影響で延期になっていた認定カキラリスト養成コース
準備が整い次第9月開講予定です!
養成コースってどんなことするの?興味がある方はぜひホームページへアクセスしてみてくださいね。
また!KaQiLa~カキラ~考案者 己抄呼先生と河島あみるさんによるインスタライブ脂肪燃焼実験一週間チャレンジが続いております。
毎晩21時(7/4まで)から15分ぜひ参加してみてくださいね!
https://www.instagram.com/misako1kaqilan/
本日も最後までお読みくださりありがとうございました。