KaQiLa Method カキラメソッド

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伝わる言葉を探す日々 嬉しい言葉

こんばんは たかだっちです。

先日、レッスンを受けに来てくださるお客様からご自身の畑で取れたサツマイモをいただきました。折に触れて色々採れたものをおすそ分けしてくださいます。「今年はデキがいまいちでばかみたいに大きいものが少しと小さい小さいものばかりで、程よい大きさのものが取れなかった」とのこと。わたしは畑をやらないので、今年がどんな状況かわかりませんが、丹精込めてせっせとお世話していらっしゃる畑からいただいたものはなんでも有り難く、嬉しくおいしくいただきます。

家に帰って袋を開けると、小ぶりではありますがとても美味しそうな程よい形のサツマイモが出てきて、先の話からきっと採れた中から少しでもおいしそうなものを一生懸命選んで入れてくださったのだなあということが分かり、うれしさが二倍になるのでした。

ちなみにさつまいもはイモ類の中でビタミンCが多く、ストレスに打ち勝つのにも摂りたい、またお通じを促す腸の蠕動を良くし便を柔らかくする効果もあるそうで、おいしいだけじゃなく身体に嬉しい食材なのです。

 

 

さて、みなさんの中で秋はどんなイメージですか?夜が長くてなんとなく愁いを帯びたようなロマンチックな季節でもあり、紅葉狩りなど行楽に出かけたくなる時期でもあり(コロナでままならないことも多いですが)収穫の時期でおいしいモノがあふれる季節でもありますね。ですが、季節が寒いほうへ向かうとき特有の体調への影響がありますよね。

目次

 

自律神経は頑張っている

わたしたちの身体を常に見張って、一定のリズムで呼吸し、一定の体温に保ち、体内のあらゆるところが常に適正に働くようにしてくれる司令塔、自律神経。

意思や意識とは関係なく、刺激や情報に反応して24時間身体のコントロールを行っています。

疲れを感じるときは、実は身体が疲れているのではなく、自律神経にかかる負荷の大きさを私たちは疲れとして感じていることが多いらしいのです。秋から冬へかけての気温や気圧の変化、空気の乾燥具合なども負荷は大きいですから。

そして自律神経の働きを逆手にとって自分をリラックスさせ疲労を回復する方法が巷にはあふれています。それだけ癒されたい、疲れを感じている人が多いことの表れなのだろうなと思います。

また自律神経失調症と診断されお悩みの方のお話を聞くこともありますが、自律神経失調症とは病名ではなく、特に原因は見当たらないのに心身に不調をきたしているという状態の事なので、心へのアプローチや身体を動かすことを進められることが多くKaQiLa~カキラ~でご自身を整えることに役立ててくださる方も多いです。

 

決定的に自律神経にダメージを与えるもの

ストレス

と一言で言ってしまえば、ああ、またストレス、何でもかんでも悪者はストレスなのだなと読んでいる方は思うかもしれません。

過ぎたるは、ですがストレスも人間の成長に必要な側面はあり、人間はそんなにストレスに弱いわけではなく、防衛本能があり、手段があり少々の事には耐えられるようにできていますし、生きていく中で上手にストレスを回避する方法も学んでいるはずなのです。

それでも決定的にダメージを与えるストレスがあるのだということを先日、脳科学や心理学の研究をされている専門家の方からお聞きしました。

それは自分をあきらめてしまうまで追い詰めた状態のことで簡単にまとめると以下のようなことになります。

自分をあきらめてしまうには3つのドアがあり、その3つ全部を開けてしまうとどうしようもなく自分で自分を追い詰めてしまう状態になります。

その3つのドアは自己肯定感と呼ばれるものです。自分を肯定する、つまり自分自身にOKといえるかどうかは

・自分は存在するだけでいいんだと思えること。自己存在感

・自分はこれだけのことをやってきた、これからもやれる、と思えること。自己効力感

・自分は周囲に受け入れられていると思えること。自己受容感

にかかっていてこれが著しく低下してしまうと自律神経に大きなダメージが加わることになり、嫌なことやしんどいことがあっても何とかやっていけるはずだったのに、このドアが破られてしまうと身体へ不調として表れていくことになるそうです。

自律神経に決定的にダメージが来たと自覚するのは難しい

激しく疲れを感じても、とりあえず目の前のやらなければいけないことに追われ、癒す間がないということは多いのではないでしょうか。まだ頑張れると思っているうちに、決定的なダメージから自律神経失調症を通り越して鬱と診断されることは少なくないらしいのです。

そもそも先ほどの自己肯定感はこどもの時に基礎が築かれているそうです。

子育て中のお母さんやお父さんは、「大好きだよ」「がんばったね」「すごいね」知らず知らずに自然と自己肯定感を上げるような言葉がけをお子さんにし、想いを伝え、社会に出ていける子になってほしいと日々奮闘中だと思いますが、反対に注意の仕方、言葉選びを間違えると、その子が大人になっても苦労することになるとのことなのです。

そんなこと言われてもワタシ、もう育っちゃった。

大人になってしまえば、誰もがみな忙しく頑張っているのでわざわざ、すごいね、がんばったね、大好きだよ、と口に出して言われる機会は少ないのでは。

自己肯定感は他人と比べて、優劣をつけることではありません。でも下がっている時には他人が羨ましく見えたり自分を嫌いになったりしています。

自律神経の疲れに、この自己肯定感のダメージが加わるとヤバイのは分かってきたけど、逃げなきゃと思う間もなく気づいたら動けなくなってしまうこともある、そういうことみたいなので、それなら最初からシールドを張って防御しておくしかないですね。もちろん休息を十分とって、栄養と睡眠が足りれば自律神経の回復は早いのでそれができる人はそれをする。

でもそれができないこともある。

ダメージから自分を守るには

その防御方法のひとつは、身体のケアから入るとしたら、普段から定期的に自分が快適と感じる程度の運動をとりいれておくのがいいということです。

例えばそのひとつにKaQiLa~カキラ~を選んだら(もちろんここは「推し」ます。笑笑)KaQiLa~カキラ~をしている時、45分とか60分の間はKaQiLa~カキラ~のことを考えるだけで他の考え事はしなくなります。KaQiLa~カキラ~そのものが自律神経に働きかけていきますので終わったらストレスが軽減されたと感じると思います。これは研究結果も出ています。

また、動きがスムーズにできたときの気持ちよさは自己効力感や自己存在感を高めます。またその場に行くこと、いつもの顔ぶれのなかに入ることやそこで気持ちよく挨拶を交わしたり他愛もない会話をすることなどでも自己受容感が高まります。

そんな風に決定的ダメージを受けない環境を作っておく。

また、せっかく守っている自己肯定感を簡単にひしゃげてしまうのも実は自分だったりします。日ごろからできる防御方法のもうひとつは、心の訓練としてありがとう、という言葉を頻繁に使うことがカギになりそうです。

というのも、自己肯定感が下がるときには自然とないものねだりの、たら、れば、ばかりが頭をめぐっていることが多いからです。最近そんなドラマもやってましたね。

ないものねだり、の反対に、あるもの喜び、あるもの感謝、をしていけば、今あることの「当たり前」ではなく「有難さ」を感じ自分によいことを見つける習慣がつくのではないでしょうか。良いことと同じだけチェッと思うことが起きていても、ありがとうの方に意識が向くようになればずいぶん心が軽くなる。そうやって自分を追い込まない習慣を心の訓練にいれておくのはどうでしょうか。

実はこれは受け売りなのです。こどものころ「ネクラ」という言葉がありました。「根が暗い」消極的で後ろ向きな性格を指して使うような意味でした。わたしはどっちかというと、嫌な記憶に引っ張られうまくいきっこないほうを想像して尻込みしてしまう子だったので、自分でネクラは嫌だなあと思っていました。

話が逸れました。もちろん口に出して言うこともですが、心の中でもありがとうそう思うようにする。

お店に入って気持ちの良い接客に合った時、傘をさして道ですれ違うのに相手がほんのすこし端によってくれた時、さつまいものおすそ分けを頂いた時、ありがとうって思って物事を見ていると不思議と力が抜けるような良いことが続く。

こんな時期だからこそ嬉しい言葉をシャワーのように浴びせる

忙しく働く自律神経に余計な負荷がかからないように、またその働きがスムーズにいくように、自分がかけられたら嬉しい言葉を探して誰かにシャワーのように浴びせてあげる。きっと回りまわって、自分に嫌な言葉をかける人が少なくなり、結果自分も嬉しい言葉を浴びることになるに違いない。楽観的過ぎますか?

でも結構真面目にそう思っています。

ありがとう、そう言われて怒る人はいないと思います。

今日もレッスンで、できてるところ、素敵なところ、たくさん見つけてお伝えしてきました。そしたら身体が楽になってすっきりしたお客様から、たくさんありがとうと言われました。そしたらまた嬉しくなってわたしもありがとうございますと言いました。

嬉しい言葉や優しい言葉をたくさん使ってレッスンしたい。

あ、そうそう、今日はご指摘も受けました。

施設の照明がいつもよりほんのわずか暗い設定になっていました。レッスンが始まってから気づきましたが、特殊な構造で中断してバックヤードに回ると時間を食ってしまうし、そこまで暗いわけではないのでそのまま続けました。終わった後に、いつもご参加くださるおひとりから、黒いパンツだと座っている時、足さばきがよく見えないから明るい色にして、とのこと。タイミング悪く、最近あまり履いていなかった黒のパンツでした。

わたしが嫌な気持ちになるといけないと気を使ってお客様が黙っているより、言ってもらえる方が有難い、とレッスンをしてきた中で知っているので、わたしはすぐにその旨お礼を伝えました。するとその何倍も今日の良い感想を言ってくださり、またお礼を言うわたしでした。

 ありがとう、が入るだけで疲れているはずの神経が癒される、そんな体験を今日もしたので、やっぱり嬉しい言葉、優しい言葉を探していこうと思います。

 

 

 

こちらで一度、肩の力を抜いてみてください

たかだっちのKaQiLa~カキラ~イベントレッスン 

2020/11/15

Sin樂山で美味しいランチとKaQiLa~カキラ~イべント|KaQiLa Method

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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