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伝わる言葉を探す日々 リンゲルマン効果と情弱

こんばんは 第2第4火曜日担当 たかだっちです。

先日出かける直前に、髪の毛をセットしてないことに気づき慌てて鏡の前に立っていたときのことです。

しまった!昨日トリートメントオイル使い切っちゃったんだ!買い置きがないから買っとかないとと思ってたのに忘れた!このままヘアアイロンを当てると髪が傷むなあ、他に何かつけられそうなストックあったかな?時間もないのにどうしようかな、とその時目に入ったのはベビーオイルでした。

 

ちょびっと加減してつけたら代用できるんじゃない?

時間もないしこれでいいや!

それが間違いの元、、、、、、

ごく少量のつもりが髪がベトベトに!

がーん!でも洗い流したりやり直す時間は無し。仕方なくそのまま出かけましたがなんとも頭が重いような、おもちゃのカツラでも被ってるような違和感。

手のひらに垂らしたときには同じように見えても、ちゃんと用途に応じて使わないとそれはそれは似て非なるものでした。

 

 

 

さてそんな粗忽な話は置いておいたとして、似て非なるものそれは昨年の春に出された緊急事態宣言と今回の緊急事態宣言ではないでしょうか。
 

目次

 

リンゲルマン効果とは

リンゲルマン効果ってお聞きになったことがありますか?

社会的手抜きとよばれるもので、自分の働きが評価されない、周囲に対して貢献度が隠れてしまう状況になると起こりやすく、グループとしての生産性が下がることを意味します。大綱引きで自分が力を入れてなくてもバレない状況がよく例に出されます。1対1、2対2で綱引きする時より大人数になったほうが一人の出す力が弱くなることが実験でもわかっているようです。

自分のコツコツとした努力が報われないと感じた時、一気にやる気がなくなり手抜きに転じてしまう。

前回、緊急事態宣言で日本中が我慢を続け頑張っていた時期よりも、一旦解除され、個人の行動パターンが様々になりどどっと増えてからの今回の緊急事態宣言。

みんなが頑張ってくれていたら自分一人ぐらいは平気だろう、っという気持ちが起きやすい状況だったのではないでしょうか。

 

そしてそこへ合わさってくるのが以前もご紹介した情弱、の状態。

 

 

情弱とは

情弱とは元は情報弱者の略ですが、情報弱者とは正しい情報を集められない人や、情報を十分に活用できない人のことを指します。

ネットスラングでは、さらに転じて情報に疎く、うまく立ち回れない人のことを揶揄する意味を込めて使われることもあるようです。

 

自分はしっかり新しい情報も収集しているし、世の中で言われていることから乗り遅れてるとは思わない、むしろ新型コロナに関しては動向をしっかり見守っている、と答えたであろう昨年と比べて、情報が増えることによってむしろ情報をシャットアウトしているところはありませんか。様々なワクチンの情報、その効果、その副反応、危険性や世界の状況。

 

ヒトは情報を集めても自分の理解レベルまで下げて解釈する、という癖があります。

理解できないものをシャットアウトしたり、活用できない情報にイライラしたり、それは本能の働きです。

 

 

本能が存在するところそれは扁桃体

扁桃体は脳の奥の方、小さなアーモンド型で左右にあります。

命に危険が迫った時、素早く判断して行動を起こさせるセンサーのような部分です。

そして、コロナにかかりたくない、手洗いうがいマスク、3密に気を配りウイルスを避けるべく行動している日々の生活に、さらなる我慢や行動の制限が長引くことでイライラした気分になってきます。

扁桃体はネガティブな感情との結びつきが多いのです。

今のようにストレスが溜まりやすい環境に長く置かれると、恐怖や不安や怒りの感情が扁桃体をますます活性化させ、理性や思考などの脳の他の働きを抑えて大暴れが始まりやすくなります。

怖い怖い怖い、、、不安不安不安、、、なぜなぜなぜ、、、

扁桃体だけが使われると、答えの出ないループにすっぽりはまって冷静さが失われていきます。

 

今までの人生経験によるバイアスが扁桃体を暴れさせる

バイアスとは偏り、偏見、先入観のことで、今までの人生で体験したことが積み重なって、その人その人の思考のクセというものが生まれます。

思考のクセには、あいまいな情報を自分に都合のいいように解釈してしまう傾向や、自分のことを適正に評価できない傾向などがあり

その、思考のクセによって、本能の働き、判断を当然だと受け止めて、扁桃体の大暴れを放置してしまうようになります。

ますます活性化される扁桃体は、難しい情報を理解しようとするのをあきらめ自分が解釈できるレベルに情報そのもののレベルを勝手に引き下げ、こんな気持ちにさせる犯人を探して落ち着こうとし、さらにその犯人を攻撃し始めます。

 

 

いつのまにか情弱になっている 

お互いが努力をし協力し合うことが必要な社会で、こっそりと手抜きをし、自分に都合の良い情報だけを集め、でも心は何となくイライラしている。

これはまさしく情弱です。

せっかく集めたはずの情報をしっかり正しく活用するできているか?

情報を活用するために使われる脳は、扁桃体以外の部分です。

なので、情報をたくさん集めても、それが扁桃体のエサになり扁桃体が大暴れして不安や恐怖が勝っている状態は情弱と言わざるを得ません。

ただのイライラを通り越して、本来のやる気を損ない本能に振り回され、思考が停止しないようにするにはどうしたらいいのか?

 

 

情弱を克服するには 

情弱を克服するのに必要なことは主に2つです。

 

扁桃体の好物であるネガティブな情報ばかりを集めないようにする

扁桃体以外の脳を使う

 

 

ネガティブを遠ざける

扁桃体の餌を断つ、そのためにいったん新型ウィルスをふくめネガティブな情報から離れるようにします。

新型コロナウィルスについて調べるとしても順調に回復している方の話や、気持ちが温かくなるような話に目を向ける。

もっと離れて、好きな趣味や打ち込める仕事に没頭する。

 

脳をしっかり使う

脳は何も思考だけに使われているものではありません。

身体を使うことも脳を使うことになります。

スポーツをする、掃除やDIYなどでもいいと思います。

脳の様々な部分を刺激する暮らしをすることで自分の集めた情報にふりまわされず少し心に余裕が生まれるのではないでしょうか。

 

 

快適な毎日へ

簡単に身体を動かし、脳をしっかり使うのにぜひカキラ数珠つなぎも使っていただけると嬉しいです。

そして3月からまた新しい学びがスタートします。

KaQiLa~カキラ~ってなに?KaQiLa~カキラ~をすると身体がどうなるの?

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日程、お問い合わせはこちらのリンクから

 

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kidz kaqila – YouTube

 

www.kaqila-yousei.com

 

 

ですが、なんでもいいのです。ご自身が心地いいと思う時間を作ってどうか健やかにお過ごしください。

 

最後の最後に、今日言いたかったことがぴったりの動画があったのを思い出しました。

日本赤十字社さんの動画です。よければこちらもシェアさせていただきますのでご覧ください。

 

    


【日本赤十字社】「ウイルスの次にやってくるもの」

 

 

 

自分で自分のご機嫌をとることってとっても大事なことだと思います。

このブログのどこかに今読んでくださってる方にピンと来る情報があれば嬉しいです。

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