8Dec
こんばんは
激動の2020年ももうあと残すところ1か月を切りました。
第2第4、今月は第5火曜日も担当のたかだっちです。
外出しづらい今年は、普段ならワクワクするこの時期特有のイルミネーションもほとんど目にしていない気がします。
さあそんなおうち時間が相変わらず長い状況で、ブレイクタイムにこの記事に目をとめてくださった方、今どんな姿勢で画面を見ていますか?
寝転んでますか?椅子に座ってる?通勤電車の中とか?
ココロが元気になる姿勢と元気をなくす姿勢
例えば、肩をすぼめ、背中を丸め、あごが少し前に出てうなだれてませんか?
それ、その姿勢、長く続けるとどんどんやる気がなくなり、ひどい時には落ち込んでいなくても落ち込んだ気持ちになってきます。
ひとって不思議なもので、ココロとカラダが本当に密接に繋がっていて姿勢がその人の気持ちまで変えてしまうっていう研究がたくさんされています。
なので落ち込んでいるカラダになれば、落ち込んでいるココロになる。
どういうことかというと、、、
その姿勢で言うと胸郭(あばら骨周辺)が窮屈そうにすぼまって、吸気(吸う息)よりも呼気(吐く息)が優位になる体勢なので副交感神経が働きます。副交感神経は心を落ち着けてくれる、ということもありますが、よーしやったるぞー!という気持ちを生みにくい。なので不安に焦点を当てるとそれが増幅してしまってもなかなかとまらないでより不安に、ネガティブな思考になっていったりします。
知らず知らずため息が出ている時は、幸せが逃げていく、とか言ったりしますがそうじゃなく自分を落ち着けるためにリラックスできるように副交感神経を無意識に上げようとしているのです。
反対に、チョット座り直して腰に手でも当ててえっへん!とエラそうに目線を若干上げれば堂々とした姿勢になりますね。
ここでしっかり息を吸ってみてください(吐くほうは気にせず)。
できるだけ細く長く頑張って何回か吸う!すると、交感神経の出番です。よしやったるぞー!のココロが帰ってきます。
もちろん一日中、よーしやったるぞー!と思って全部頑張ることはないのでリラックスタイムも必要です。生活リズムに緩急をつけることは、長寿にも関係するそうですから。ただ、知っていたら元気になりたいとき、自分の姿勢を見直していっぱい息を吸おうって思い出せるかもしれないし、そうなったらちょっと嬉しいです。
骨盤は開いているほうがいいのか閉まっているほうがいいのか
そりゃ骨盤は締まっている方がいい!うんうん、と頷いていらっしゃいますか?
先に言うと、骨盤は閉まるのも開くのも自由自在でないとダメなんです。
そもそも骨盤が開く、って大きなお尻のイメージがあって、骨盤締めなくちゃ!って思うとぎゅっとお尻に力を入れたりしませんか。
それ実は逆なんです。
そして私たちは無意識に骨盤の締め方を知っているのです。サイズがきつめの新品のジーンズを試着するところを思い浮かべてみてもらえますか?
前かがみで膝と膝を少し曲げて内股気味に、すこーしもじもじしながら履くような動作になると思います。これが実は骨盤を締めているところになります。
あれ?さっきと逆ですよね。きつめのジーンズを履くためには、お尻をすぼめたりはしないでちゃんと骨盤を締めて履こうとしていました。
つまりお尻(座った時床にあたる骨、坐骨のあたり)をギュッと閉めると、腸骨(おなかの横の触ってポコッと出てるいわゆる腰骨)は開きます。これが骨盤が開いた状態。
逆にもじもじジーンズを履いている時はこの腰骨は内にすぼまって、お尻(坐骨)は閉めようとしても閉まりません、少し開いています。これが骨盤が閉まった状態。
そしてこれがまた、意識してもできますが一日の中で自律神経の働きのおかげで緩まったり締まったりしています。
朝、起きたときには交感神経の働きできゅっと骨盤は閉まりよーしやるぞという気持ち。夜は反対に副交感神経の働きでゆる~っとなってリラックスして眠くなります。
最初に書いた通り、開くのも閉まるのも自由自在でないと、締まりっぱなしでは交感神経がどんどん冴えてきてやる気を通り越してイライラ攻撃的になります。夜になっても緩んでくれなければなかなか安眠できません。逆に骨盤が開きっぱなしだと、リラックスもしますがいつまでたってもしゃきっと活動することはできません。
余談ですが、骨盤を締めたくて腰骨の側もお尻の側もギュッと締めるような、アクセルとブレーキを同時に踏むようなグッズも、たくさん売られている中にはありますので、うっかりそれに乗ってしまわないようによく見てくださいね。
ここでも身体の姿勢とココロはつながっているのでした。
望まない方に傾いてしまっている姿勢を戻す
他にもたくさん姿勢と気持ちのつながり、姿勢の中でも部分と部分のつながりはあります。日常生活の癖の中で、望まないほうに傾いている姿勢を放置してもいいと思っている方は少ないと思います。
でも正しい姿勢は疲れるし、長くは続かない。
そんな時は実は脳に伝える身体の各所にあるセンサーが、長年の歪みで少しずれてしまっていることが考えられます。
正しいと思っている位置が実はずれていることでしんどくなってしまうのです。
センサーのズレを調整し、身体に負担の少ない姿勢をラクにとれるようにする、それを得意とするのもKaQiLa~カキラ~なんです。
先ほどの骨盤、骨盤自体が歪むことは稀です。
でも骨盤が歪んでる!って言われたことあります、とおっしゃる方も多いと思います。分かりやすくそう伝えられているだけで実際の骨盤の動きはしっかりがっちり一定の動きしかできないような構造になっています。それでも歪みを指摘されるのは実は背骨側からの歪みであることがほとんどなので、KaQiLa~カキラ~ではしっかりとそこをレッスンの中で整えていきます。
落ち込んだ姿勢になりがちなすぼんだ胸郭を起こして、広げたりすぼめたりが自由自在な柔軟性を取り戻せるように呼吸していきます。
さてそんなカキラのレッスンも、新型ウィルスの影響で教室を飛び出し、オンラインの世界でも繋がれるようになりました。
教室でライブでレッスンを受けるのが一番楽しいのは間違いないのですが、感染リスクが気になる方もいらっしゃると思いますし、何よりマスクを着用したうえでの呼吸になります。オンラインならば、マスクを外し、思いっきり呼吸ができるだけでなく、移動中の感染リスクまで回避できます。
しかも普段受けられない地域の方も繋がれますから!
ぜひこの機会に受講してみてくださいね。各エリア別のレッスンの最後の方にオンラインのレッスンのご案内も掲載されています。
またこのブログ内の記事からも申し込めるところがあります。
探してみてくださいね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
仲間みんなで頑張って更新しています。