KaQiLa Method カキラメソッド

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伝わる言葉を探す日々 自分の身体の地図作り③

こんばんは

第2第4火曜日、今月は第5週も担当 THD,Japan〜日本総合健康指導協会〜認定カキラリストのたかだっちです。

 

昔、実家の庭に枇杷の木がありました。

記憶もないぐらい幼いころの私が縁側で食べていた枇杷からプッと飛ばした種が、芽を出し、実のなる木にまでなったらしいのです。

それを聞いて育った私は、種のある果物を食べる時は、せっせと庭に種を飛ばしてみましたが他の種はどれも成功しませんでした。スイカなんかは特に張り切って食べたのに。

 今年もまた枇杷の季節がやってきて、建て替えた実家にはもう木がないので、歩いていて色づいているのを見ると、ここのお宅も鳥と奪い合いなんだろうな、と想像したりします。よく母が、小さい実が程よく育って明日辺りそろそろ美味しくなってる頃かな、と思って翌日見てみると鳥に食べられて無残な姿になっている、と嘆いていて目の前にあるのに口に入るのはちょっぴりだったのを思い出します。

だから実のひとつひとつに丁寧に袋をかぶせているお宅の軒先に行き当たると、おっ!と思うし、袋をかぶせず鳥の分もちゃんとよけてあるの(かどうかは定かではないですが笑)を見るとなんだかほっこりしたりします。

瑞々しい野菜や果物が豊富なこの時期、旬のものを取り入れて美味しく元気に過ごしたいですね。

さて、先々週に骨盤が閉まるとか開くとかっていうところまで書きました。

骨盤の決まりってなんでしたっけ

目次

骨盤の決まり(続き)

お尻側をギュッと締める、なんとなく骨盤が閉まってるとイメージしがちな坐骨、上の図の赤丸のところ(座った時に座面にぶつかる、お尻の下のほうにある左右の出っ張った骨)をぎゅぎゅっと寄せると、じつはいわゆる腰骨(前回探したお腹の左右の出っ張った骨、上前腸骨棘)のあたりは開いています。

こんな風に手で包み込むように持ってみたとしたら、両手の手首の小指の近くが寄ってくると親指側や指先のほうは緩やかに開いていくイメージです。

 

 

逆に恥骨側、結合部分をギュギュっとすぼめると親指の付け根同士が近づく、近づくというよりはこの平面な画面からやや私たちの方に起き上ってくるイメージですが、そうすると小指の付け根どうしは離れる感じで指先も寄ってきます。

骨盤は自分で実際に触れるところが多いので、坐骨も恥骨も、上前腸骨棘(腸骨の前のでっぱり)も仙骨も、それから尾骨も。触れば、頭の中のイメージではなくああここにあるんだ、と身体のセンサーの感度が上がります。昔、初心者マークの運転手さんが車の角にガードポールをつけていましたがいまは内臓のセンサーがピーピーとなって教えてくれるような、そんなセンサーが身体の中にもいくつもあって、ヒトの身体に車検はないので代わりに身体の地図を用意してセンサーが正しく作動するか確認することも必要だと思います。

骨盤を締めたいと思ってお尻をしめたら実はどんどん骨盤が開いていく、っていう誤作動を減らしてくださいね。

また、骨盤は閉まっている方がいいと思われがちですが、一日の中で交感神経、副交感神経とともに閉まったり開いたりを繰り返しています。

どちらかに凝り固まらず閉まるも開くも自由自在、が本当に良い骨盤の状態、これが骨盤の決まりです。

 

何のための地図作り 

なぜ身体の地図作りをしてきたかというと、最初に書いたズレをなくしたい、もちろんそうなのですがじっとして立った姿勢、座った姿勢を正しくすることが目的ではありません。

無理やり正しい位置に地図を修正するためでもありません。

日常の動作、を元々の関節本来の動きに負担をかけずに動かしていくことで、無理なく正しい姿勢に近づいていくのが大切で、わたしたちカキラをお伝えするインストラクターのカキラリストが楽しく、でも丁寧にレッスンに取り入れているところであります。

地図作りはそのために今どこがどうなっているか調べるための作業でした。

 

地図とセンサーの誤作動が生まれやすいところ

前々回の投稿①で探したろっ骨と肩甲骨

ろっ骨は前や横だけじゃない、背中まで回り込んで背骨とジョイントしているから深呼吸は背中まで意識して吸おう。

肩甲骨は本来スベスベ滑らかに動くところ。
固まったからといって肩甲骨だけを何とか動かそうとしないで、呼吸や指を意識して使うことでスベスベを取り戻していこう。

 

前回と今回の投稿②③で探した背骨、腰の骨、骨盤

背骨は正面からはピンとまっすぐ、横から見るとバネの役割のS字カーブで先端はしっぽの先まで。(背骨の大切さはまた次回書きたいなと思います。)

誤作動の代表的な例がぎっくり腰。

背骨のうち腰の骨は無理に回さないことと、その分他のところを良く動かせるように整備することが必要。

もう一つ頭に浮かぶ腰骨、こちらは骨盤の方で、開いたり閉じたりできる柔軟性が必要なのに開きがち、無理に締めがち。

 

 

現在の身体の地図をより健康な地図にバージョンアップ 

これを読んでくださっているあなたは今何歳ですか?

10年後、20年後、30年後、今と同じように好きなものを食べ、好きなところに行き、好きなことをし、好きな人に会う。

できそうですか?

できる~!っていう方は素晴らしいです!

できないかも、っていう方、歳がいったら無理だわ、できなくても仕方ないよっていう方はどうやって過ごしていきます?

厚生労働省のHPから最新の平均寿命と健康寿命の推移です。

参考:厚生労働省HPはこちらから

男性でその差8.84年 女性で12.35年

平均で10年前後を、寝たきりや介護が必要な状態で過ごしていることになります。

コロナ禍で外出自粛の影響は目に見えているところよりも大きく私たちの身体に大きく関わり、身体の地図がどんどん不健康な方へ傾きつつあります。

ろっ骨はしぼみ固くなり、呼吸が浅く血流も悪い、肩甲骨もコチコチで首がこって頭が痛い、寝そべっていたせいで背骨は正面から見てもまっすぐではなく曲がってしまい、骨盤は後傾して開き、お腹はでっぷり出てきて思考も非建設的に、やる気がなくなる。

脅しではなく長くそういう体勢でいることで本当に起こってくる変化です。身体の状況と心の状況は繋がっています。

老化を止めることはできない。

でも老化を早める行動をとっていないか?と考えた時、上に書いたような身体の地図の、ただの姿勢の悪さと言って終わってしまうようなことがこれから先のあなたの幸せと結びついているとしたら今、今日が過去に戻れないわたしたちの一番若い時点、になります。

何か始めてみませんか?

ろっ骨を広げ、肩甲骨をスベスベに動かすのにはコツがあります。

 

こちらの本で

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独自にチャレンジするのもいいですが(実際にそういう方に出会ってますから!)

お近くのレッスン、またはオンラインレッスンにお気軽に参加してみるのはいかがでしょうか?

今、元気でこれをキープしたい方も、老化を遅らせたい、今ある不調を改善したい、そういう方も身体の地図のバージョンアップに、ぜひお問い合わせください。

東京オフィス 03-3568-2120

大阪オフィス 06-6399-2980

受講できる施設はココをクリック

 

本日も最後までお読みくださりありがとうございました。

国内外の仲間と毎日更新しています。

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