KaQiLa Method カキラメソッド

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伝わる言葉を探す日々 究極の、ろっ骨

こんばんは

第2第4火曜日担当たかだっちです。

最近、私が拠点にしているお部屋の周囲が、内水浸水地域に指定されていることが分かりました。

内水浸水?知らない言葉だったのですぐ調べたら、津波や河川の氾濫などの大災害で水に浸かるのではなく、集中豪雨、最近よく起きるゲリラ雷雨などで下水道の排水能力が追いつかない場合水に浸かってしまうことだそうで、地図を見たらちょうど部屋の前の道路が浸かるんですよね。

元々少し強めの雨が降ったぐらいでも、道路自体が少し傾斜していて周囲から水が流れ込む様子もあって、水たまりのひどいところは晴雨兼用パンプスでは跳んでもよけられない、ってなったことあったんです。で、ちょっと気が早いかもですがこれから梅雨に向けて新しい長靴レインブーツを買いました。ふと去年の梅雨に先輩が履いていたかっちょいい赤のレインブーツを思い出して。買ったのは赤じゃなくうっすらヒョウ柄のグレー。かっちょいい!早く履きたくて雨がちょっぴり待ち遠しくなったのでした。

 

さて今回はろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~の「ろっ骨」の話です。

ろっ骨の構造や呼吸については仲間が詳しく分かりやすく記してくれているので

そちらを読んでいただけたら嬉しいです。

海外でもカキラ。呼吸についてVol.1 肺はどうやって動くの?肺が入っている入れ物について – 50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

 

海外でもカキラ。呼吸についてVol.2 安静時の呼吸 息を吸う・吐く時の肺の動き – 50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

 

呼吸と肋骨との関係性 – 50万人が絶賛!自分で体の痛みやコリを取る方法!

 

 

前回、わたしの担当日に「奇跡の」と書きました。

 

今回はなぜろっ骨なのか、なぜ究極なのか、をお話したいと思います。

 

目次

 

ろっ骨が硬いとロクなことがない

ろっ骨が硬い、いえ骨自体はもちろん固いです。ですが左右12本ずつあるろっ骨と背骨をつないでいる関節、ろっ骨とろっ骨の隙間にある筋肉、ろっ骨を下に引き下げたり、上に持ち上げたりする筋肉、それらがカッチカチだと、またはおかしな形状でコリ固まっていたら、次のようなことが起こります。

 

・呼吸が浅くなる

・太りやすくなる

・疲れやすくなる

・姿勢が悪くなる

・寸胴に見える

・冷えやすくなる

・むくみやすくなる

・内臓の働きが悪くなる

 

上のような状態はろっ骨周辺の硬さによる理由でなくてももちろん起こります。

ですがいろいろ試してみてその状態が全然よくならなかった時には、ろっ骨周辺を柔軟にしていくことも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

なぜろっ骨周辺が硬いとこのようなことになるのか。

まず、ろっ骨で取り囲まれている中には何がありますか?

そう、肺です。肺はこのろっ骨部分が膨らんだり縮んだりすることで空気を取り込んだり吐き出したりしています。なので取り囲むろっ骨が硬くて小さい動きしかできなければ、呼吸は浅くなり全身へ送られる酸素の量も減ります。

血液はダッシュで身体を巡ります。その速さ1分未満。常に新鮮な空気を身体は求めています。

呼吸が浅く十分な酸素を送れないと、代謝が落ち太りやすくも、疲れやすくもなり、またしっかり呼吸すれば血を送る動脈に働きかけができるのに、それもないので血流不足から冷えやむくみを起こしやすくなります。

またろっ骨が開いたままでは姿勢が悪く、骨盤との間が狭まったままだとあるべきスペースに収まるはずの内臓も収まりきれず寸胴化、またはポッコリとお腹が出てきやすくなります。

ろっ骨の底にあたる部分の横隔膜が活発だと内臓の働きもよくなりますが、血流不足、血行不良も相まって内臓の機能にも支障が。

などなど挙げればきりがないぐらい、ろっ骨周辺が硬いとロクなことがないのです。

 

ろっ骨が硬いと、背骨まで自由を失う

これは卵が先か鶏が先かともいえるかもしれませんが、背骨が歪んでろっ骨の動きを阻害してるのか、ろっ骨側を動かさないので背骨が硬く歪んでいくのか。

どっちにしても、本来はろっ骨とジョイントしている背骨12椎は連携してよくしなり、それぞれがくるくる回る自由度の高い部分なのですが、硬くなる時はろっ骨も背骨もセットで固まります。

こうなると、手を挙げること、寝返りをすること、後ろを振り向いたり、大股で歩いたりといった日常の動作にも微妙に影響を及ぼし始めます。

その四十肩五十肩、股関節痛、腰痛、首や肩の痛み、頭痛の原因はろっ骨と背骨が固まっているせいかもしれません。

セットで固まったこの二つをいっぺんにほぐしていくのもまた呼吸なのです。

KaQiLa~カキラ~では、あの手この手(←まさにあの「手」この「手」いや、あの「指」この「指」でもあります)で、ろっ骨を動かし柔軟にし、背骨(背骨の中でもろっ骨とくっついている12個を胸椎と呼びます)の歪みをとるべく、深い呼吸をしながら身体を誘導していきます。

どうして四十肩や五十肩、腰痛や頭痛までKaQiLa~カキラ~で改善するか興味のある方はここでは足りません。こちらに詳しく書かれていますので見て真似てぜひやってみてください!

 

 

ろっ骨は究極の、、、

身体を整えたかったら、呼吸を使って、ろっ骨を動かせばいいんだ。

世の中には不調を取り去る様々なアプローチの方法があります。

そしてその様々なアプローチにはそれぞれのプロの方が存在します。

その中からご自分に合った方法を見つけるのが一番大切だと思います。

でも探すのがめんどくさかったり、探しても見つからなかったときは、この不調改善に欠かせないであろう、ろっ骨をちょっと思い出してほしい。

身体にとって一番大事な大黒柱、背骨につながり、生きていくのに最重要な呼吸の良し悪しを握っているろっ骨。

不調を抱えている人だけではなく、健康な人も、元気で長生きしたい人もケアしていくべきではないでしょうか。

ろっ骨は自分でも柔軟性を上げていけるか ケアできるか

胸の下あたりにタオルを巻きつけて、端を胸の前でペケポンに交差してそれぞれを左右の手でしっかり持ち息を吸ったり吐いたりする。 

タオルが引っ張られて、胸囲が膨らんだりしぼんだりするのがよく分かりますよね。

これを続ければもちろん胸郭(先ほどからろっ骨ろっ骨と言っている、その周辺の関節と筋肉を含めた呼び方がコレです)はいつか柔軟になっていくと思います。

また、先ほど紹介した肋骨メソッドの本に書かれているKaQiLa~カキラ~の方法で、ご自分で痛みをとっていく。繰り返してしだいに背骨やろっ骨を柔軟にしていく、もちろんアリです。

そう、自分でもケアしていくことは可能です。

でも、自分だけでケアしていくよりもっといい方法があります。

 

KaQiLa~カキラ~は究極の、エクササイズです

エクササイズ、つまり運動、体操です。

そして、自力で整えられるからといって、ひとりだけで自己完結してしまうのではなく、フェイス トゥ フェイスで楽しめるように、もっと言えば相手がいることでさらに効果があげられるようにできています。

KaQiLa~カキラ~の機能解剖学に基づいた「型」と呼ばれる動きは、静止したポジションが大事なのではなく、そこへ行くまでと戻り方の軌道で動きの目的を果たしていきます。

注意事項、動きや呼吸のポイントも含めて型を覚えるだけならだれでもできます。

でも無心になって誘導されるがまま動かしていった時の、身体の変化や気持ちよさは、ひとりでやっていた時には絶対に得られないものです。

繰り返しになりますが、KaQiLa~カキラ~はひとりでやるもの(今すぐ痛みを何とかしたいときは別ですが)ではなく、目の前の誰かと、まさに息を合わせ一緒に楽しみながら動くところにその真価があります。

すると、結果的に即効性のある効果がおまけとしてついてくる。

だから、ただ運動を楽しむエクササイズ、ではなく究極の、とあえて言わせていただきました。

 

究極、を実際に学んでみよう

KaQiLa~カキラ~の魅力はたくさんありますが、お客様が一番驚かれるのは、痛い動きやしんどい動きは一つもないのに身体が楽になる、ところだと思います。

 

秘密はKaQiLa~カキラ~の動きの連動性にあります。

 

前へならえの手の位置から万歳の位置へ手を上げるのと、両手で頬を挟んだ状態から万歳の位置へ手を上げるのと、手を上げてしまった後の見た目は同じですが、関節にかかる負荷や使われる筋肉には違いがあります。

人間が動作する時には筋肉は単独で動くことはなく連動して動くので、ひとつの筋肉にだけフォーカスして正しい動きを追いかけるのではなく、むしろ傷んで動かなくなった筋肉や、使わないうちに動きの悪くなった関節や筋肉をほかの関節や筋肉の力を借りてうまく連動(チームとして動くようなイメージ)させる。

筋肉一つ一つ、または関連する筋肉どうしのことは解剖学の本に書かれているけれど、カキラで行っている連動性のある動き全部についてはどの解剖学の本には載っていません。全部の説明が書かれているのは、考案者の己抄呼先生の頭の中だけといってもいいぐらいです。

その巳抄呼先生から直接指導を受けながらKaQiLa~カキラ~について学ぶ講座がカキラリスト養成講座です。

 

またカキラリストになってからもその連動性を上手に使えるよう、受講してくださる皆様に伝えられるように勉強の機会は用意され続けています。

 

ちょこっと疲れがたまった時、足首をくじいて痛いとき、寝違いで首が回らないときどうやって身体を使えばいいか知っています。

生まれつき股関節が浅く人工股関節になる可能性が普通の人より高い自分のケアの仕方を知っています。

首が痛くなったから一生懸命首を揉む、腰が痛くなったから腰にシップを貼る、痛みや違和感、不快感を身体の一部分でとらえていてはチームとしての身体の能力は全く上がってきません。

今より未来、30年後の自分はどんな自分ですか?自分の足で歩き、自分の歯で食事し、笑っていられますか?遠すぎて想像できないかもしれない。

でもその日は確実に今日の続きなのです。そのためになにを勉強し、どう毎日を過ごすか。一日も早く知って、そして肝心なのはそれを使って、笑顔になっていただきたいなと思うのです。

www.kaqila-yousei.com

 

3月4月と続々開講しています。カキラリスト養成コースは、より学びやすいシステムに一新されました。

ぜひお問い合わせの上、ひとりでも多くの方がベーシックステージから学んでいただけたらと思います。

 

 

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