KaQiLa Method カキラメソッド

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伝わる言葉を探す日々 オノマトペと養成コースの現場から

この2週間でびっくりするぐらい季節が進みましたね。

 

こんばんは 第2第4火曜日担当 たかだっちです。

このブログで仲間達もたびたび触れていますが、自律神経がみだれやすいこの時期。なんとかご自身に合った方法でさわやかな秋にふさわしい心地よい過ごし方を見つけていただけたらと思います。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。そんなキャッチフレーズが作られたのは昭和でしょうか。笑笑 でも気持ちのいい季節に何か始めてみたいと思われる方は結構いらっしゃると思います。

わたしたちカキラリストが所属しているTHD,japan~日本総合健康指導協会~でも、ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~について、新しく学びに来られる方々のクラスがこの秋に東京と大阪でそれぞれ3コース×2クラス、計12クラス開講します。

基礎となるベーシックコースのうち関西在住のわたしがサポートに入らせていただくのは、ひとつは10月4日スタート、もうひとつは9月5日にすでにスタートしています。

今日はその9月5日スタートのクラスの様子を交えながらKaQiLa~カキラ~のことをお伝えしたいと思います。

目次

 

今日のタイトル「オノマトペ」って

オノマトペとは、音の描写のことで漫画のセリフ以外に書かれている文字、と言えばわかりやすいと思います。

ドアの閉まる絵に「バタン」大股で歩く様子に「ドスドス」と書かれているアレですね。あと実際に音はしていないのに「シーン」とか書かれているのもオノマトペです。

つまり、実際の音や鳴き声を言葉でまねてみた擬音語(擬声語)と、実際に音はしていないのに物事の状態や身振り、様子などを感覚的にいかにもそれらしく音で表した擬態語のことをオノマトペといいます。

日本は世界に比べてもとてもオノマトペが多い国だそうで、そういえばそれと意識せずに生活の中でたくさん使われていますね。

また、いつの時代もオノマトペからの新しい言葉が生まれていて、コマーシャルやキャッチコピー、商品名などにも使われています。説明するよりその音のイメージから感覚に直接働きかけることで共感を得やすいからのようです。

夏場のキッチンに突然現れて驚かされるあの黒い物体を捕まえる仕掛けの商品名は、一網打尽にできそうな「○○○○ホイホイ」、学習雑誌のコマーシャルでは本当に光ってはいないけれど「ピッカピカの一年生」、冬場においしいスープは「じっくりコトコト」煮込まれている方がおいしそうだし、「ジワる」は初めはそれほどでもないことが「じわじわ」と後から感情がこみ上げる感じを上手に表現しています。以前わたしがブログに書いた「あごクイ」もオノマトペの活用ですね。

こうしてオノマトペを使うことで無理に脳を働かせなくてもスーッと(このスーッともオノマトペですね)感情になじむのが最大の特徴でしょう。

 

養成コース生の方の気持ちをオノマトペで表すと

養成コースに入った時は、まずドキドキでしょうか。ワクワクとかもあると思います。新しいことを学ぶ、未知の世界に足を踏み入れる、面識のない人との新しい出会い。

受講される方の職業は本当にバリエーションに富んでいます。

看護師さんや理学療法士さん、スポーツインストラクターとして元々身体に関わる職業の方ばかりではなく、意外に思われるかもしれませんが、専業主婦の方、一般企業の会社員の方のほうが多い期もよくあったりして、学ばれる動機は本当に様々です。

初日のオリエンテーションでは、コースの概要だけではなく今まで資格取得にのぞんだ方の様々な人生模様や、実際に得た資格を活用するために必要なことなどを含め、盛りだくさんに惜しみなく情報が提供され、すぐに解剖学的な身体の勉強、栄養学の話なども入ってきて、圧倒され一瞬「ボー」っとなっちゃうかもしれません。ですが、そこは大丈夫。フォローアップ態勢があるので、みなさん「ホッ」とされます。

そして、今期のベーシックコースもすでに中盤を過ぎたのですが、ガラッ(!)とオノマトペが変わりました。それは、ピカピカです。心のドキドキワクワクは継続中かもしれませんが、ご自身の努力が徐々に積み重なっていよいよ手ごたえのようなものにかわりつつあったり、または糸口みたいなものが見つかった、内なる変化、自信みたいなものがピカピカになって表れているのが、わたしたちにも分かるのです。

元々今現在のコース生の方々は特に身体に関わる職業ではないので、用語や関節名筋肉名など初めて聞く単語も多く、型や動きの練習も自分に合った覚え方が分からず「おろおろ」したり、何回やっても忘れて「しゅーん」とする部分はもちろんあったと思いますが学ぶ努力を共にする仲間ができたこともピカピカの一因かもしれません。

このピカピカに出会えることが嬉しく、もしお手伝いできることがあればそばにいるわたしたちまでピカピカが伝染します。卒業するときにはさらにキラキラになっていかれるのを楽しみに応援します。

 

お客様に伝わるオノマトペとは

さて、そんな養成コース生の皆さんの型の練習が進む中、わたしひとつ要らないことを言ってしまいました~!

紅の型、で手を顔の前に伸ばす際、どや顔で決めるぐらいしっかり呼吸を吸いきってほしい!という思いを短く単語に区切り笑いを込めて「どやさ」って自分のレッスンで言うことがあるんですけど、それをポロっと養成コース中にも言っちゃたんですよね💦

考案者の己抄呼~Misako~先生のレッスンは、それはそれはクール&スタイリッシュな格好いいレッスンなんですよ!KaQiLa~カキラ~そのものが、身体に無理をさせず自然な位置で動かせるように、そして結果その自然な位置で動いた時が一番格好いい動きになるように、そう作られているので、もちろん学び中の皆さんにもそう展開し、インストラクションもそれに沿うように言ってもらうべきところを、ついポロっと自分の地が出てしまいました。

それはあっという間に脳を通り越して、動きと音がマッチしてしまったみたいで、その箇所へ来るとブツブツとつぶやきながら動きを復習している彼女の口から「どやさ」が。舞台の男役のようにすらりとした姿ときりっとしたきれいな顔立ちの、その口から「どやさ」。もうわたしの痛恨のミスですね。

ですが、状況を音のイメージでお伝えすると正しく動けるようになることはしばしばあります。手を床につくだけでも「ぺたり」「ふわり」どちらがより床につく手のひらの面積が大きいイメージですか?背骨を「ピーン」と立てるとかだと引っ張る力が加わったイメージが入りますが、背骨を下から「コツコツ」と積み上げるとかなら余計な引っ張る力のイメージは削げるかなと。

ぴったり、しっくり、ドンピシャ、ぴったんこのオノマトペを探すのはかなり楽しい頭の体操です。

 

目の情報 耳の情報 オノマトペが果たす役割

人間は通常目の情報に多くを頼っているそうです。その割合は8割から9割ともいわれその次の順位の耳からの情報は1割あるかないかあたりと言われているようです。

割合は知らなくても、目隠しして道路を横断するなんてところを想像しただけで無理だと思うことからも目の情報は知覚の大部分を占めていることが分かります。

そんなにも目に頼っているなら、KaQiLa~カキラ~のレッスンの場合、目から入る情報つまりカキラリストの動きが間違っていれば間違った動きになってしまいます。見本を見せるために、分かりやすくするために、実際より大きめに動く、と言うのはあるあるですがこれが逆効果に。逆にここで重要になってくるのが耳からの情報です。やりすぎないように注意を促したり、動きの補足をしたり、皆さんがこちらを向けない視線の動きの時には言葉だけで説明したり。そんな時、脳を使わなくても感覚力の高いオノマトペを使えばスムーズに身体を動かせるのではないでしょうか。

また、お子さんなどにオノマトペを「サッサとお風呂にはいりなさい」と行動を促すことに使うよりも「お風呂に入ってサッパリしてきたら」と気持ちを促すことに使うと案外スムーズに運ぶかもしれません。

とかく関西人は濁音のオノマトペだけで話すなんて言われたりします。「そこ(の角を)ガっと曲がってダーッと(まっすぐ)行って次ビュッ(と曲がって行ったら)で着くわ」!

日本人となじみのいいオノマトペを上手に使いたいなと思います。

 

まとめ

まだ間に合う養成コースの詳細はこちらから

己抄呼~Misako~先生のレッスンを受けたい場合はこちらから

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

仲間みんなで頑張って更新しています。

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