25Sep
脳腸相関をご存知の方多いと思いますが
脳と腸は互いに繋がり合いながら、お互いに情報交換を行っているという特別な関係。
脳と腸の関係性を知ることで、心とカラダを更に良い方向に向かう話。健康への関心かある方、読んで頂けると嬉しいです。
慢性的な痛みの根本を改善!楽しく!笑顔で!健康貯蓄のできる方法を得意とする《KaQiLa〜カキラ〜エクササイズ》の指導を行うインストラクターまみーごです。
プロフィール
カキラ をやろう 今までにないろっ骨エクササイズ KaQiLa funds studio
腸から生まれる
生物は40億年前に海で誕生しました。
海水からの養分をとり込むために、風船のような構造を作り、これが腸の元祖であり腸を動かすための神経細胞というものが生まれ、この神経細胞がさらに進化を遂げることで脳が生まれました。最初に備わった器官が腸。
驚きです。
同じように、人の生命が誕生するとき、胎内で最初に作られるのは脳ではなく、腸。
さまざまな情報を受け取る神経細胞が張り巡らされ、脳から独立して働くことができる唯一の臓器なのです。
脳は腸、腸は脳に働きかける
脳腸相関って?
脳と腸は相関(たがいに関わり合うこと)関係にあるという意味です。腸の状態が脳と密接な関係を持っていて腸内環境がよければ、病気やストレスに強く、心身ともに健康な状態で保たれます。
腸管神経と呼ばれる神経は、体をコントロールする自律神経を通じて、脳や脊髄(せきずい)などの中枢神経と繋がっています。
例えるなら、車を飛ばして高速道路で直に繋がってるイメージ。
脳と腸は互いにつながり合いながら、双方向に情報交換を行っているとが脳腸相関。
脳のストレスは腸へとストレートに響く繋がっている
・神経系
・ホルモン
・免疫
過敏性腸症候群は、ストレスや自律神経の乱れなどで起こる排便異常のことで
脳が感じるストレスが原因で便秘や下痢などの腸の不調を招くことになります。
不安や緊張が増すと、気分がすぐれない経験は誰も良くあることではないでしょうか
脳と腸の双方が影響し合っていることで
例えば、傷んだものを食べて、食中毒菌などの有害物質が腸内に入ったときに、食べ物を吐いたり、下痢をしたりして体外に出そうとするのは、腸自身が危険を感じて起こすものだそうです。
脳が幸福を感じるセロトニンの90%が腸で作られている。
腸を整えることでセロトニンは、興奮物質であるノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、目覚めをよくしたり、やる気を起こさせたりするホルモンとしても知られています。
正確にはセロトニンはホルモンではなく神経伝達物質なのですが、一般的な愛称として幸せホルモンと呼ばれています。
体内にあるセロトニンの割合
約90%が腸
約8%が血液中
約2%が脳内
なんと脳に存在するのはわずか約2%!
幸せホルモン、セロトニンを実感させているのは腸からなんですね。驚きます!!
腸内環境が整い、セロトニンが分泌されていることで、イライラをスルーをして、安定した精神状態でいることができます。
驚いたのは、セロトニンは腸管で作られていて、また腸には免疫細胞が多く存在し、腸内環境が悪ければ、免疫機能が低下、新型コロナウイルスだけではなく、
これからの時期に流行りやすい風邪やインフルエンザをはじめ、病気にもなりやすくなるのです。
腸内環境がよければ、病気やストレスに強く、心身ともに健康な状態になりますね。
またセロトニンが過剰分泌してしまうと、腸の活動を活発化させ過ぎてしまい、下痢になることもあるので注意が必要だそうです。
うつ病や自閉症、パーキンソン病などの患者には、便秘から始まることが多いというデータもありました。(パーキンソン病は脳の異常から体の動きに障害がある病気)
腸が第二の脳と呼ばれる大きな理由です。
腸内環境を整える食材
腸内には良い作用をする善玉菌
悪い作用がある悪玉菌
どちらにもなれる日和見菌が共存しています。
腸内環境を整えるには、善玉菌を増やすことが大切。その為には、食物繊維、乳酸菌、発酵食品を意識的に摂ることが腸の働きの良さに繋がります。
ヨーグルトに含まれるビフィズス菌などの乳酸菌は、善玉菌として便秘を解消する働きがあり、また免疫機能を高める効果もあります。
麹、チーズや納豆、味噌、ぬか漬け、などの発酵食品も善玉菌を増やし、腸内環境を整える強力な働きがあります。
更年期障害も
更年期障害や乳がん予防・緩和効果や美容効果があると言われている大豆イソフラボン。なんと日本人女性で効果が出なるのは約半分の人!
この差は腸にいる菌なんです。しかも イソフラボンの効果が出やすい人と出にくい人がいて
その違いは、イソフラボンをとって胎内に入るとそのままのダイゼインという成分の形から、エクオールという物質に変換できるか否かで効果の出方が全く変わります。
エクオールは、女性ホルモンに構造が良く似ているので、体内では女性ホルモンと似た働きをします。
女性ホルモンが減少していく時に助けてくれる物質エクオールは、残念ながら誰でも作れる訳ではなく、エクオール産生菌と呼ばれる腸内細菌が大豆イソフラボンをもとにエクオールをつくり出すので、人によってエクオール産生菌があっても活発に活動してくれないこともあるそうです。
大豆食品はエクオール産生菌にとって欠かせない重要な存在。
大豆を食事に取り入れることが多い、日本人は海藻を消化し易い腸の環境をもっていことが知られています。
エクオールを作れる人に多い生活習慣は何?
・睡眠時間が8時間を目安にしている
・食物繊維を積極的に摂っている
・日常的にカラダを動かしたり、ほぼ軽めの毎日運動している
・タバコは吸わない。
これからの健康は腸が注目されています。
腸の働きが整うエクササイズのご紹介
腸の働きが良くなるエクササイズ
カキラって何?
KaQiLa〜カキラ〜は、背中側にある肋骨を目的を持って、動かすことで軸となる骨格を整えます。
肋骨を使って
首から骨盤まで歪みの骨格が整うことで、骨盤の歪みも整います。そして肋骨と背骨と骨盤の歪みが整うことで、腸の働きが良くなるエクササイズ。
上の写真を見ると、骨盤は軸骨格ではないですよね。肋骨を使って骨盤の歪みが整うカキラです。
骨格の歪が整うことで、腸内環境が整い栄養も吸収し易くなります。
これからの健康関連はカキラと腸が注目されます。
肋骨エクササイズカキラをもっと詳しく知りたい方へ
10月からカキラ オンラインワークショップを 月一回、木曜日14:00〜16:00開催します。
詳細日程など、ご興味がある方は、
mami-go@kidz.co.jp
マットで音楽にのって楽しいエクササイズをするだけで機能改善、体の痛み解消法となり、そして慢性的な肩こり改善エクササイズ、腰痛改善エクササイズとして注目されているのがカキラです。カキラの脂肪燃焼バージョン、
カキラ サーロスは肩甲骨の間にある、筋肉を刺激をして、若返りホルモン、成長ホルモンも分泌、脂肪もどんどん燃焼します。
肋骨が柔軟になると、呼吸がしやすい環境が出来上がり、1回に酸素を吸える摂取量が増えり、身体に多くの酸素を取り入れることができるようになります。
肋骨を動かし胸郭が柔軟になってくると、横隔膜の動きも更にスムーズになります。
横隔膜は自律神経、中枢神経と連結しているため、吸う呼吸を意識するだけでも、横隔膜(呼吸筋)が刺激され、交感神経を高め、身体が自然に運動モードにはいり、エネルギーの消費が増えるのです。つまり免疫力が高くなるのです。
まとめ
・これからの健康は腸が注目されている。
・脳と腸は繋がっていて、腸の働きが良いと心身共に幸せになれる。
・腸で幸せホルモンがつくられる。
・《食事 睡眠 運動》この三本柱を意識する生活習慣で腸は改善ができる。
・体の痛み解消法エクササイズは肋骨エクササイズカキラ。
・腸の炎症を抑えると脳の炎症も抑える実例がある腸の研究…
これから、もっと研究が進んで私達の健康と未来が笑顔であふれますように。