1Aug
こんばんは、AYAKAです。
8月になりました。
長い梅雨があけて本格的な夏が始まります。
例年なら祇園祭の頃に梅雨があけ、天神祭りで夏の始まりを感じるのですが・・・
この夏はお出かけを控える方も多いかもしれませんが、暑い夏の到来には変わりありません。
特に今年の夏は太平洋高気圧とチベット高気圧のダブル高気圧で、8月をピークに猛暑となるようです。
ダブル高気圧で高温傾向の夏、暑さのピークは8月 – ウェザーニュース
暑い夏にマスク着用ですから、今年は特にマスク熱中症に注意が必要です。
かくれ脱水を予防するために、マスクを外してこまめな水分補給を!とお客様にお伝えしています。
水分補給が大事なことは誰もが知るところですが、今回は少し詳しくお伝えしたいと思います。
目次
水がなくては生きられない!
私たちは食べるものがなくても、水さえあれば1か月ほどは生きることができるってご存知ですか?
水がなければ、4~5日で生命維持が危ぶまれます。
「水分補給を忘れずに!」「こまめに水分補給を!」
とよく耳にしますが、なぜ大事?こまめに?なのでしょう・・・
水分の役割
私たちは生命を維持するために、水分を必要とします。
体温を維持(熱の運搬・蒸発による放熱)したり、栄養素を運んだり、老廃物を排出したり、内部環境を維持(体液の濃度・浸透圧の調整)する役割を担っているのが水分です。
体の水分量
体に含まれる水分量は体重の50~80%で、加齢とともに減少します。
新生児は80%、成人は60%(女性は55%)、高齢者は50%の水分を占めています。
その分布の割合は、血漿5%、組織15%、細胞内40%です。
もし体内の水分量を5%失うと、脱水症状や熱中症の症状が現れます。
10%を失うと、筋肉の痙攣や循環不良が起こります。
20%を失うと、死に至ります。
水分補給の量は?
体内の水分量は、摂取と排泄によって一定に調節されています。
摂取量は食事で1ℓ、飲み水で1.2ℓ、体内で作られる水(代謝水)0.3ℓ。
排泄量は尿と便で1.6ℓ、呼吸や汗で0.9ℓ。
※穏やかな環境で普通の生活をしている体重70㎏の人の場合
単純に計算して1.2ℓの水分補給が必要ですが、運動や暑さで汗をかいた場合、発汗量に見合う水分補給が必要となります。
また、一回で体が吸収できる水分量は250㎖(およそコップ1杯)です。
ですから、がぶがぶ飲みより、ちびちび飲みで、こまめに水分補給を!
III.熱中症を防ぐためには
1.日常生活での注意事項 [PDF 1.23MB]
水分補給のタイミング
のどが渇く前に
のどの渇きを感じる前に、こまめに水分補給をするようにします。
1%ほどの水分が失われるとのどの渇きを感じます。
2%失うとかなりのどが渇いた状態です。
その時にはすでに脱水状態になっているので、渇きを感じる前の水分補給が大事です。
入浴前後・就寝時・起床時
また、入浴時や睡眠中に汗をかいて水分を失っています。
ですから、入浴の前後や就寝時と起床時に失われる水分に備えるため、失った水分を補うためにしっかり補給する必要があります。
飲酒時
暑くなると水分補給だ~!とビールを飲む方もいるかもしれませんが、アルコールには利尿作用があるため、飲んだ量以上に水分が排出されます。
飲んでいるときって、トイレに行く回数が増えませんか?(* ´艸`)クスクス
ちなみに私は、お酒は飲むけれどビールは飲みません。
だってトイレが近くなるから( ̄▽ ̄😉
個人差があると思いますが・・・お酒もアルコールなので(;^_^A
飲酒時には水分補給を忘れずに!
運動時
運動をする30分ほど前に250~500㎖を少しずつ分けて飲みます。
運動中は20~30分ごとに数口~200㎖の水分を補給します。
200㎖ほどの補給により体温の上昇が抑えられて、発汗により失った水分を補うことができます。
また、運動後には体重差が2%を超えている場合は、水分補給が足りなかったことになります。
失った分を補うようにします。
水分補給に適した飲み物
水を飲んでいれば大丈夫・・・というわけではありません。
水分=水ではないのです。
水に含まれる電解質
体の水分量は成人で60%ですが、そのうちのおよそ3分の2が細胞内にある細胞内液で、残りのおよそ3分の1は血液やリンパ液、細胞間にある組織間液など、細胞外液にあたります。
細胞内液にはカリウムイオン(K+)など、細胞外液にはナトリウムイオン(Na+)や塩化物イオン(Cl-)などの電解質が含まれています。
体液(体の水分)=水+電解質ですから、脱水症状=水不足+電解質不足となります。
失った水分を補うために水だけを摂取すると・・・
水を摂取
⇩
電解質の濃度が薄くなる
⇩
敵刹な濃度を保つ機能がはたらく
⇩
摂取した水分を尿として排泄
これは自発的脱水症という状態で、通常の体液の量を回復できなくなり、運動能力は低下、体温は上昇・・・熱中症のリスクがあがります。
気温の上昇や運動による発汗だけでなく、発熱や下痢、嘔吐などでも体の水分が大量に失われます。
ですから、通常の水分補給で水を飲むのは問題ありませんが、汗をかくなど水分が大量に失われた場合は、電解質も補うようにします。
通常の水分補給
水、ミネラルウォーターなど(容器入り飲料水)、お茶など。
お茶はカフェインが入っていて利尿作用があるので水分補給にはならないといわれてきましたが、大量に摂取しなければほとんど影響はないという説が近年広がりつつあります。
カフェインの利尿作用について
お茶が水分補給にならないわけではありませんが、できれば水の方がいいと思われます。
大量に汗をかいたときや運動時の水分補給
スポーツドリンク、経口補水液など。
スポーツドリンクにもアイソトニック飲料とハイポトニック飲料で違いがあります。
ミネラルウォーターやスポーツドリンクの種類や効果、お茶などの話は次回に・・・
熱中症対策は水分補給だけじゃない
さて、水分補給も熱中症対策には大事ですが、暑さに備えた体づくりも大事です。
体が暑さに慣れていないと熱中症が起こりやすくなります。
暑さに体が慣れることを暑熱順化といいます。
暑さに慣れるということは、汗をかけるということ。
適度に汗をかく運動の習慣があれば、熱中症にもかかりにくくなります。
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最後までお読みいただきありがとうございました!