22May
己抄呼先生が発案~構築されたKaQiLaメソッドについて、
詳細や考察所見を語れ・・と言われれば、それなりに膨大なる所見を有するところであるが、
スポーツ科学の研究者の立場から、
一言で、そして、率直に論ずるとすれば、以下の言葉に集約されるだろう。
己抄呼~Misako~先生のKaQiLaメソッドは、
背骨、特に胸椎周りの細やかな関節に刺激を与え、
結果、脊柱を中心に多くの器官に好影響を与えるために、
「肋骨」に着目し、それをここまで細部まで計算された体操の巧妙なる
“しくみ”(メソッド)として、さまざまな対象の人たちが気軽に
享受できるようなカタチにまで昇華させていることに驚愕の念を禁じえない。
我々研究者は、現存する形や結果を評価・分析することはできるが、
全くのゼロスタートから、人々が当たり前のように享受できる形を
創るというのは、決して容易なるものでないことである。
また、私の研究している「健康スポーツ科学」「人間行動心理学」
という視点からも面白い効果をもたらしているように見受けられ、
被験技法としても非常に興味深い。
知れば知るほど、世界はもとより、国内にも多くの健康体操法は存在するが、
ここまで緻密に構築されているものはないのではないかと素直に感心している。