こんばんは、AYAKAです。
長く続いた緊急事態宣言が8都道府県を除き、39県で解除されました。
私が住む大阪では、昨日に大阪モデルで段階的な自粛要請解除が決まりました。
とはいえ、新型コロナウイルスと共存していく生活が続きます。
外を歩く人でマスクをしていない人を見かけなくなりました。
あたりまえの光景となるマスク着用ですが、いろんな説が出ています。
目次
新しい生活様式とは?
厚生労働省が、新型コロナウイルス感染症専門家会議の提言により「新しい生活様式」を公表しました。
長期にわたるコロナウイルス感染予防に備えて、切り替える生活様式の具体的な実践例を示しています。
(1)一人ひとりの基本的感染対策
◆感染防止の3つの基本
- 身体的距離の確保
- マスクの着用
- 手洗い
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人との間隔はできるだけ2m(最低1m)空ける
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遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ
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会話をする際は可能な限り真正面を避ける
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外出時、屋内にいるときや会話をするときは症状がなくてもマスクを着用
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家に帰ったらまず手や顔を洗う できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる
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手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)
※高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には体調管理をより厳重にする
◆移動に関する感染対策
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感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える
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帰省や旅行はひかえめに 出張はやむを得ない場合に
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発症したときのため誰とどこで会ったかをメモにする
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地域の感染状況に注意する
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
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まめに手洗い 手指消毒
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せきエチケットの徹底
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こまめに換気
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身体的距離の確保
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3密の回避(密集 密接 密閉)
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毎朝の体温測定 健康チェック 発熱またはかぜの症状がある場合は無理せず自宅で療養
のほかに(3)日常生活の各場目別の生活様式、(4)働き方の新しいスタイル、と示されています ⇩
新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました(新型コロナウイルス感染症)|厚生労働省
昨今のマスク状況
感染防止の3つの基本のなかにある‟マスク着用”。
マスク着用が義務付けられている国もあります。
日本ではマスクの購入が困難となり、品薄状態が続きました。
最近になって、ようやく購入できる状況になってきました。
ネットでは手作りマスクの動画があふれていて、手作りした方も多いかと思います。
かくいう私もせっせと作りました。
暑くなることも考えて、接触冷感の布も使用したりし、レースの飾りを付けてみたり(笑)。
ミシンを数年前に処分してしまったので、手縫いでチクチク (^▽^;)
ただ、この手作りの布マスクは効果が期待できないという話も・・・
マスク着用は有効?無効?
そもそもマスクをしていれば安全かというと、そうではないようです。
マスク着用が有効か無効かについては、専門家の意見もわかれているのですが・・・
SARS(重症急性呼吸器症候群)の集団感染が起きた際に実施された研究によると、マスクを着用した方が、手を洗うよりもSARSウイルスの感染防止には効果的だと示されました(医療水準のマスクを正しく着用した場合)。
しかし、インフルエンザの場合は違ったそうです。
全く効果が認められなかったわけではなく、マスク着用単独での感染予防効果が明確に示されていないようです。
マスク着用に加えて、手指衛生(手洗い)を組み合わせることで感染予防に有効だといわれています。
英国健康保護庁(PHE)の研究者たちによるシステマティックレビュー ⇩
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/j.1750-2659.2011.00307.x
日常的なマスク着用による感染予防効果について ⇩
Y’s Square:病院感染、院内感染対策学術情報 | 日常的なマスク着用による感染予防効果について
感染予防できなきゃマスクなんて意味ないじゃん!
と、早まらないでください!
マスク着用+α
咳エチケットとして、他人に感染させないためにマスク着用は有効です。
逆も然りと感じますが、コロナウイルス感染予防に関してはエビデンスもなく未知な状態。
要するに、マスク着用してるから大丈夫と過信してはいけないということ!
そして、マスク着用したうえで、手指の消毒や顔を触らないことなどが大事ということ!
手作りの布マスクは、素材であったり、装着性や除染など、様々な要因により有効性が不明ですが、着用することで顔に触れることがなくなります。
顔を触るのは自己認識
人は無意識に顔を触っています。
それは、周囲の人の中で他人から見た自分自身を認識する無意識的な習慣のようです。
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学の研究で、被験者となった26人の医学生が1時間に23回も顔を触っていたという結果があり、日本の大学生を対象にした研究でも、1時間に平均18回も顔に触り、女子よりも男子の方が回数が多かったそうです。
マスクを着用することで、ウイルスに汚染された手で口や鼻を触ることは避けられます。
できれば、手に荷物を持つなどして顔を触れないようにするのがいいかもしれません。
そして、帰宅したらすぐに手洗いと同時に顔も洗う!
顔を触ることを防ぐため、そして咳やくしゃみでウイルスをまき散らさない(コロナウイルス無症状病原体保有者の場合もあり得ます)ためにも、布マスクをしないよりはした方がいいといえます。
海外もマスク着用を推奨
米疾病管理予防センター(CDC)は、新型コロナウイルスの症状がある人だけにマスク着用を奨めていた方針から、症状のない市民にも布マスクの着用の推奨へ転換しました ⇩
米国の新型コロナウイルス対策が、一転して「布マスクでも着用すべき」になった理由|WIRED.jp
また、WHO(世界保健機関)も、他人に感染させないために、咳やくしゃみをしているときの着用を推奨するという、マスク使用の指針を更新しました ⇩
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)WHO公式情報特設ページ ⇩
https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/news/COVID19_specialpage
いろんな説があるものの、やはりマスク着用はこれからのスタイルになるかと思います。
そこで気を付けたいのがマスク着用による熱中症です。
熱中症の危惧
今週に入って日本は気温が上昇し、30度の夏日となったところもあります。
急激な温度上昇で、体が暑さに慣れていないために適応できず、熱中症になることがあり、注意が必要です。
まだ5月・・・と思うかもしれませんが、昨年の5月に熱中症で救急搬送されたのは、全国で4448人(年間熱中症搬送者の6%、総務省消防庁)もいたそうです。
熱中症とは?
熱中症とは、暑い環境や体温が下がりにくい環境で起こる、体の異常のことをいいます。
原因
体温が上昇し、体温調節機能のバランスが崩れ、体内に熱が溜まってしまうのが原因。
私たちの体は体温を維持する機能があります。
体温が上昇すれば、汗をかいた皮膚温度を上昇させることで、熱を体外へ放出します。
この機能が働かなくなることで熱中症を生じます。
要因
- 環境要因
気温や湿度が高い、日差しが強い、風が弱い、など
- 身体要因
子供、高齢者、脱水状態、疲労や寝不足、体調不良、など
- 行動要因
炎天下での活動、水分補給や休憩をとらない、日陰で休まない、など
これら3つの要因が重なると、熱中症が起こりやすくなります。
症状
- めまい、立ちくらみ
- 顔のほてり
- 筋肉痛、筋肉のけいれん、こむら返り
- 倦怠感、吐き気
- 頭が重い、頭痛
- 汗のかき方がおかしい(汗が止まらない、もしくは汗が出ない状態)
- 体温が高い(発熱)
- 皮膚が赤く乾いている
- 呼びかけに反応しない、返答がおかしい
- 真っ直ぐ歩けない
- 自分で動けない、水分補給ができない
など
マスク熱中症とは?
緊急事態宣言で外出自粛が続き、汗をかいていない、運動をしていない、という傾向があり、
- 体が暑さに慣れていない
- 筋肉量が減っている
- 脱水になりやすい
状態になっているうえに、マスクを着用していることで、体温が上昇し、水分摂取が足りずに熱中症を生じやすいと考えられています。
マスク着用の危険ポイント
- 吐息がマスク内にこもる ➔ 体温上昇
- マスク内の湿度が高くなる ➔ 喉の渇きに気づきにくい
- マスクをはずせない ➔ 水分補給を避けてしまう
ソーシャルディスタンスを踏まえたうえで、マスクを外す時間をつくったり、積極的に水分補給をこころがけることが大事になってきます。
夏に向けて、暑さ対策のマスクも販売され始めています。
教えて!「かくれ脱水」委員会(医療関係者で組織された熱中症・脱水症の予防啓発団体)にて発表された緊急提言では、予防のための7つのポイントが紹介されています。
- 3食きちんと食べる
- 喉が渇いたなと感じ始めたら水分摂取(多量のカフェイン摂取を控える)
- 水分補給が十分できない時のために経口補水液を家族1人2本✖3日分常備
- クーラーをすぐつけられるよう調整しておき、暑いと感じる環境にいない
- 換気をこまめにし、湿度も高くならないように注意する(環境省が毎日発表している暑さ指数もチェックする)
- 快適な環境でよく睡眠をとる(疲労も熱中症リスクになる)
- 人混みを避けた散歩や室内での軽い運動を行う
教えて!「かくれ」脱水委員会の提言掲載ページ ⇩
熱中症の搬送者を、ゼロに。教えて!「かくれ脱水」委員会| かくれ脱水JOURNAL
環境省の暑さ指数(WBGT)の実況と予測 ⇩
マスク熱中症を予防する
-
例年以上に水分の摂取を意識する
-
暑さに体を慣れさせる
の2点が大事ですが、熱中症に負けない体づくりも大事です。
体温が上昇すると、脳(視床下部)から「熱を放出しろ」と指令が出ます。
すると、毛細血管が拡張し、末端の血流を促進させて熱を放出させます。
また、自律神経が作用して、汗をかくことで体温を下げます。
毛細血管が消えてしまった状態や、自律神経が乱れている状態では、うまく体の熱を放出できません。
毛細血管が消える!?
毛細血管は、体のあらゆる臓器や細胞に栄養と酸素を送り、老廃物を回収しています。
しかし、毛細血管は年齢とともに減少します。
20代に比べると、60代で30%、70代で40%も減少します。
この毛細血管への血流不足で消えてしまう血管をゴースト血管といいます。
ただ、ラッキーなことに、この消えてしまったゴースト血管(毛細血管)は、再生することができます。
それは
血流を促進すること=運動
自宅でできる運動
ステイホームが推奨されている今、自宅でできる血流促進にお勧めなのが
ろっ骨エクササイズKaQiLa~カキラ~です!
KaQiLa~カキラ~は、毛細血管を再生するための血流促進だけでなく、発汗を促す自律神経を活発化する(整える)ことも可能です。
自律神経に関する記事 ⇩
DVD付きで自宅でできるKaQiLa~カキラ~ ⇩
写真でやり方がわかりやすい実用本 ⇩
『肋骨メソッド』に関する記事 ⇩
NHK(関西圏)の『ぐるっと関西おひるまえ』のコーナー『爽快!楽々体操』にて、己抄呼~Misako~先生が簡単にできる体操をご紹介 ⇩
緊急事態宣言で外出自粛が続く中、企画された全国のカキラリスト(KaQiLa~カキラ~の指導者)50人による『かきら数珠つなぎ』から一つ、もしくはいくつかチョイスしてやってみてください ⇩
なかでも、毛細血管の再生にお勧めなのが『かきら数珠つなぎ』のVol.4 ⇩
自分で体の痛みやコリを取る方法、カキラメソッドの公式サイト ⇩
KaQiLa Method カキラメソッド|ろっ骨エクササイズで身体機能改善・運動機能改善!
マスクに関しては議論が続いているものの、「感染しない・感染させない 」という意識で着用するのが大事です。
そして、暑くなる夏に向けて、マスク熱中症を予防することは、医療崩壊を防ぐ意味でも大事になってきます。
私、AYAKAが主催のレッスンもご紹介させていただきます!
※ウイルス対策を施して実施(今月は休講)
毎月第4日曜日に開催
サークル美スマ
10:15〜11:30
スタジオアッシュAnnex Eスタジオ(変更になる場合もあります)
¥2500+税
チケット(5回) ¥10000+税
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毎週木曜日開催
椅子かきら盟親
10:30〜11:30
更生保護法人 盟親
体験 ¥1000
1回のみ ¥2000
月謝 ¥5000
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最後までお読みいただきありがとうございました!