4May
昨夜も京都府南部震度2の揺れがありました。とっさに防災リュックの置き場を思い出せない自身に気が付く機会でもありました。今月から月2回 第一 第三 水曜日担当させていただきますカキラリストEmikoです。
もしものことがあったとき困らないようにあれやこれやと置き場所を決めてます。
防災リュックは二階にいた時の動線と一階リビングにいる時の動線まで考えて取り出しやす場所を二か所決めたはずなのに…
普段使わないもののありかがとっさに思い出せない。
生き抜くために最低限必要なものが入った大切な荷物なのに普段は目の届かないところに片づけたばかりにとっさに手が伸びないことを再認識しました。
高砂の尾上の桜咲きにけりトヤマの霞たたずもあらなむ
かれこれ50年以上前になります。年子の姉とその友達総勢4人でご近所に住む仙人のようなお爺さんに百人一首を習いに行ってました。
お稽古後のお饅頭とお茶の魅力のおかげもあり毎週末土曜日の昼下がり
畳の上に並べた札とのにらめっこの時間はなんだか楽しみでした。
引っ越してきてすぐに小学校に入学 就学前からのお友達もなく昼休みはもっぱらドングリの実を集めていた私に始めてできたお友達の名前はトヤマさん
もちろん私の好きな句は
高砂の尾上の桜咲きにけりトヤマの霞たたずもあらなむ
でした。
この札だけは誰にもとられたくなくて目をつむってでも手が出るようにシュミレーションしお爺さんの上の句を読む声に耳を澄ませておりました。
上の句で たから始まるのは下記のように6句あります。
たかさごの
たきのおとは
たごのうらに
たまのをよ
たれをかも
たちわかれ
た だけ聞いて下の句を取るとお手付きになる可能性があるため他のたの句が出るまではたかまで耳を澄ますマテの状態があります。
この瞬間までは何度もシュミレーションしておきます。
その時が来たらいつでも行動できるように普段からのシュミレーションしておけばどこだっけと迷うことなくすすめます。
学校のように防災の日などに思い出す日を決めたいと切に思いました。
普段使わない筋肉もったいないことになっていないのだろうか。
普段の生活での動線以外の場所と同じで私たちの身体も使い勝手の良いところばかり酷使して使いきれてない場所があるのではないでしょうか?
とっさの時のけがをしないようにまずは見つけることがお勧めです。
久しぶりに百人一首の姿勢をしてみました。
座位は正座(ひざの関節の点検)またはラスクポジション(優先のツボ刺激になります)
両掌が畳(カキラ カルプスの型 肩こり改善効果)
とっさに札を払う時は掌畳すれすれで小指から(肩甲骨の内転)
まさに肋骨エクササイズKaQiLaの型の要素満載です。
廊下や畳の掃除をしゃがんで雑巾がけしていた世代の人には日常動作かもしれませんがモップで立ったままではなかなか使わない筋肉です。
スマホやパソコンが日常動作の場合また根詰め仕事や心配事で肩に力が入り背中ががちがちの生活ではとっさに動かすこともままならないように思います。
前のめりの姿勢で思い頭を支えて悲鳴を上げている筋肉は?
パソコン仕事 マウスの操作は右人差し指ばかり
一時間に一度の休憩を奨励されても理想と現実はかけ離れていて。。。
気が付けば大切なもののありかがぼやけてしまって体が思うように動いてくれないとなる前にまずは気づきからです。
健康で自覚症状のない人でも運動機能は長い間に低下しほっておくと要介護になりやすいといわれてます。
せめて週に一度の点検日
肋骨エクササイズKaQiLaは一度のレッスンで普段使えきれてないけれどとても大切な筋肉をまんべんなく目覚めさせてくれのです。
違和感のあるところがどこなのか気づきの時間にもなります。
支える手 動かす手の使い方
先ほどの百人一首の話に戻ります。読み手が一言発せられると即効その下の句の札を払い取るところはスポーツの領域です。
左掌で畳を抑え身体を支え右手小指から素早く札すれすれ畳と平行に走らせお目当ての札をはね飛ばすのです。勢いのある競技者がはねた札がどこにかに飛ばされて探すこともあるほどです。フェイントで畳をたたいて気合を入れる競技者もいます。
とっさの動きでの支える掌の大切さ 動く掌の使い方 動きの解剖学 肋骨エクササイズKaQiLaと通じるものを感じます。
同時処理能力を高めたい。
けがの予防 介護予防 認知症予防
これらの予防に欠くことのできないのが情報処理能力になります。
疲れているとき何でもないところで躓いたり口を噛んでしまうこと私は心当たりあります。
脳の錯覚や誤作動を防ぐための訓練があります。
脳トレゲームや体操 ググってみてもいくつか出てきますが楽しくなければなかなか続きません。
どんなに栄養のある食べ物もいやいや食べさせられると体に吸収されにくいのと同じです。
カキラのレッスンでは脳と深い関係のある掌を使います。
左右非対称の動きが多いのにも訳があります。
むつかしい表情が和らぐような音楽を聴きながらカキラリストのインストラクションを聞きながら目の前のカキラリストを見ながら普段とスタイリッシュな型を積み重ねていくのです。
このたくさんのながら動作を安全にしていただけるように緻密に計算され作られたエクササイズが介護予防 認知症予防かきらになります。
同時処理能力を上げていただける唯一無二のメソッド
日常お料理意をなさる方が認知症にならないのと同じで手を使い目を使い五感をフル活動していただくカキラは認知症予防に適しています。
私達カキラリストもお客様にストレスなくこのながらをたくさんしていただけるように心を込めてお届けできるように日々精進させていただくよう心がけております。
聞き取りやすい声でありたい。
心和む声でありたい。
優しい時間を共有したい。
心と体の栄養をお届けできますように。
胸郭が柔軟になれば肺活量も増えます。カキラリストの声がよく通るようにお客様の声もレッスン後は大きく明るくなられます。
日々重力で縮まりがちな背骨を肋骨を引き上げ柔軟にして整えることが可能です。
一度受講していただいたお客様が次のレッスンの再予約をされるには理由があります。
驚くほどに精密に創られているわたし達の身体のことを考えて緻密に心を配って考案された日本発祥の唯一無二の動きの解剖学 カキラ
カ 関節
キ 機能解剖学
ラ 楽になる
血流がよくなると代謝が上がる
背骨が整うと神経の伝達がよくなる
一生自分の意志で動きたい 自分の管理者は私自身でありたい
畳一畳のスペースがあれば宇宙のように神秘的な体の世界を体験いただけます。
胡坐、長座が苦手でも椅子があれば心配ご無用です。
大切なのは今を楽しむ心と努力呼吸
カキラリストの誘導に耳を傾けドラマチックな音楽に身を委ねていただく事で必ず効果は出ます。
血の巡りをよくして体の隅々まで酸素、栄養素をお届けいただき不要なものを回収して排出できるからだ作り
人は一生 生きている限り自身を治療し続ける
そのためにも本来の力を発揮できる環境を自身で開拓できる時間でありますように
生活の質の向上に欠くことのできない楽な身体の使い方
カキラのレッスンの中にそのためのアイデアがちりばめられております。
キラキラ輝く心と身体。
皆様とのご縁が何よりの宝物です。
THD,Japan/日本総合健康指導協会公認
認定カキラリスト Emiko
介護予防・認知症予防かきら認定指導者
著書『肋骨メソッド』指導者
KaQiLa The STOOL指導者
ふみふみアクア認定指導者
姿育体操公式インストラクター